DSDS対応SIMフリースマホを買うならどれ?
最近増えてきたDSDS(3G/4G同時待ち受け)対応SIMフリースマホ。
価格、性能、用途などを考慮して評価して行きたいと思います。
1~2万円台:g07+、g07++、ZenFone 4 Max
3~4万円台:Moto G5s、Moto G5 Plus、Huawei nova、AXON 7 mini、ZenFone 3、honor 9
5万円以上:ZenFone 4、ZenFone 3 Ultra、AXON 7、Huawei Mate 9、Huawei P10、Huawei P10 Plus、Huawei Mate 10 Pro
2018年3月版として更新。
性能的に古い機種、あまりオススメ出来ない機種は削除。
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DSDS対応とは?
DSDSとはDual Sim Dual Standbyの事
「Dual Sim Dual Standby」=「2枚のSIMの二重待ち受け」を意味しています。
つまり、携帯電話1台で2つの通信方式、または異なる携帯電話会社を利用出来るという事です。
Dual Sim Dual Standby(DSDS)同時待ち受け方式とは?
SIM1、SIM2の同時待ち受けが可能。
ただし、片方のSIMが通信中になっている間はもう片方のSIMは通信出来ない。
DSDSは同時待ち受け可能ですが、通信回路自体は1つしか搭載されていません。
なので、SIM1、SIM2のどちらかが通信中はもう一方は利用出来ません。
DSDS対応機種はどう使う?
良くあるパターンとしては、ガラケーで通話専用として使っているSIMとデータ通信専用の格安SIMとを組み合わせるケース。
ガラケーとスマホの2台持ちだったのがDSDS対応機種1台に集約出来るというメリットがあります。
注意点としては、ドコモの場合ガラケー用SIMを他の端末で使うと追加料金が発生する。
auの3G(CDMA2000)は特殊な為、対応している機種が少ない。
ソフトバンクの3Gは3/31で一部終了になり、今後も縮小傾向。
ドコモ、auも3Gは今後縮小して行くのは同じ。
DSDS対応SIMフリースマホの評価・オススメポイント(1~2万円台)
g07+(gooのスマホ covia製)
オススメ度:★★★★★(DSDS対応機種の中では安い部類)
g07+の販売価格
販売価格:19,800円(税別)
g07+のオススメポイント
gooのスマホ初のDSDS対応機種。
2016年12月に発売された「g07」が好評だった為、細かい改良を行ってバージョンアップした新機種。
CPUはそこそこの性能ながら、メモリ3GB、指紋認証、ジャイロセンサー搭載と価格の割に高性能。
g07+になり、弱点だったタッチパネル精度が改善した。
3Dアプリゲームをしないならこれで十分な性能。
コスパ重視ならこれ。
⇒g07+登場!au 3G対応、IGZO液晶でタッチパネル精度も改善!OCN SIM付き【CP-J55aW】DSDS対応
g07++(gooのスマホ covia製)
オススメ度:★★★★☆(g07+の強化版)
g07++の販売価格
販売価格:24,800円(税別)
g07++のオススメポイント
g07++はメモリ4GB、ストレージ64GBに強化。
IGZO液晶より優れているLTPS(低温ポリシリコン)液晶を採用、カメラはSONY製のCMOSイメージセンサ搭載しg07+より性能が上がっている。
強化されたが定価が上がったのでコスパはg07+の方が良い。
⇒g07++発売!DSDS、国内3キャリア対応で性能を更に強化した人気機種・評判レビューまとめ【CP-J55aX】gooのスマホ
ZenFone 4 Max(ASUS)
オススメ度:★★★★★(バッテリー容量4100mAhの機種)
ZenFone 4 Maxの販売価格
販売価格:24,800円(税別)
ZenFone 4 Maxのオススメポイント
ZenFone 4 MaxはCPUはそこそこの性能ながら、大容量バッテリー、DSDS対応の実用性を重視した機種。
デュアルレンズカメラも搭載している。(性能には期待しない方が良いけど)
バッテリー容量が4100mAhと多く、外部充電が可能なのでモバイルバッテリーやモバイルルーターの様な使い方も出来るのが特徴。
割と良い選択肢になっているんじゃないかなと思う
⇒ZenFone 4 Max発売!損せず最安価格で買う方法・口コミ評判まとめ【ZC520KL】DSDS対応
DSDS対応SIMフリースマホの評価・オススメポイント(3~4万円台)
Moto G5s(モトローラ)
オススメ度:★★★★★(Moto G5の強化版で最初からDSDS対応)
Moto G5sの販売価格
販売価格:28,800円(税別)
Moto G5sのオススメポイント
Moto G5をオススメしていたが、2017夏予定のDSDS対応アップデートがまだ来ない(2017/10時点)のでオススメから除外。
強化版のMoto G5sが発売され、最初からDSDSに対応しているのでMoto G5を今更買うのは止めた方が良いでしょう。
(このままアップデートされない可能性が高いから)
Moto G5sの性能は5.2インチフルHD、Snapdragon 430、メモリ3GB、ストレージ32GB。
メモリ、ストレージ容量が一段階アップしている。
カメラも強化された。
⇒Moto G5sの評判・発売日は?メモリ・ストレージ増量の強化モデル 国内全キャリア対応【モトローラ】
Moto G5 Plus(モトローラ)
オススメ度:★★★★★(ZenFone 3と好みで選べば良いと思う)
Moto G5 Plusの販売価格
販売価格:35,800円(税別)
Moto G5 Plusのオススメポイント
Moto G5 PlusもG4 Plusと同様に、micro SDとSIMスロットの片方が排他利用になっているのが特徴。
Snapdragon 617、メモリ4GB、ストレージ32GBと性能も十分。
ZenFone 3の5.2インチモデルとほぼ同等の性能なので好みで。
⇒Moto G5、G5 Plus日本版3/31発売!2万円台ミドルスペック【モトローラ】
Huawei nova(Huawei)
オススメ度:★★★★★(安定性を求めるならHuaweiが一番良い)
Huawei novaの販売価格
販売価格:37,980円(税別)⇒Amazonで23,000円位になっている
Huawei novaのオススメポイント
Huaweiの機種はよくある細かい不具合がほとんど無いので安心してオススメ出来る。
Snapdragon 625、メモリ3GB、ストレージ32GBなので性能も十分。
DSDS対応ミドルスペック機の中では価格が高い部類になるが、とにかくユーザーの評判が良いので安定した機種が欲しい人向け。
⇒Huawei nova、nova lite発表!Snapdragon 625/3GB/32GB【2/24発売】
AXON 7 mini(ZTE)
オススメ度:★★★★★(Axon7 mini、ZenFone 3と好みで選ぶ感じ)
AXON 7 miniの販売価格
39,800円(税別)⇒Amazonで2万円位になっているので激安
ZenFone 3より人気が無いのでセールで安くなる事がある。
個人的にはAXON 7を持っていて満足しているのでオススメ度は高い。
AXON 7 miniのオススメポイント
5.2インチ、Snapdragon 617、メモリ3GB、ストレージ32GBの機種。
性能はZenFone 3とほぼ同等で価格も同じ。
AXON 7程の性能は必要ないという人向け。
⇒AXON 7、AXON 7 mini日本版発売!3G/4G同時待ち受け(DSDS)対応で39,800円~【ZTE】
ZenFone 3(ASUS)
オススメ度:★★★★★(人気機種。不具合もあったが最近は問題無し?)
ZenFone 3の販売価格
5.2インチモデル:39,800円(税別)
5.5インチモデル:42,800円(税別)
ZenFone 3は格安SIMとのセットで安くなる傾向。
Amazonでは5.2インチ版は3万円位になってきた。
ZenFone 3のオススメポイント
5.2インチモデルと5.5インチモデルの差はディスプレイサイズとメモリ・ストレージ容量のみ。
Snapdragon 625、メモリ3GB(4GB)、ストレージ32GB(64GB)とハイスペック機に近い性能。
コスパ的には5.5インチ版の方が良いが、ディスプレイサイズで決めても良いです。
発売当初は細かい不具合が報告されていたものの、何度かアップデートがあり、最近の評判は悪くない様に見える。
⇒ZenFone 3を損せず最安価格で買う方法【ZE520KL・ZS550KL・ZS570KL】
⇒真のZenFone 3こと5.5インチ/4GB/64GBモデル日本版3/17発売!【ZE552KL ASUS】クリスタルゴールドも追加
honor 9
オススメ度:★★★★★(良機種なのに安い)
honor 9の販売価格
53,800円(税別)
実売価格は4万円位なのでお買い得。
honor 9のオススメポイント
5.15インチフルHD、Kirin 960、メモリ4GB、ストレージ64GBという性能。
デュアルカメラ搭載のハイスペック機。
Huawei P10と互角の性能なのに価格は安い。
⇒honor 9日本版の発売日は?P10と互角の性能で53800円 DSDS対応機種!10/12発売【Huawei】
DSDS対応SIMフリースマホの評価・オススメポイント(5万円以上)
ZenFone 4(ASUS)
オススメ度:★★★★★(高性能で評判も悪くない)
ZenFone 4の販売価格
56,800円(税別)
ZenFone 4のオススメポイント
ZenFone 4は5.5インチフルHD、Snapdragon 660、メモリ6GB、ストレージ64GBのハイスペックに近い機種。
ZenFone 3の初期と比較すると評判も良い。
Snapdragon 660は820と比較してもそれほど劣っていないので何をするにも問題無い性能。
⇒新型ZenFone 4、Pro、Selfieの発売日、性能、評判は?日本版発売日決定!高級路線で売れるのか?【ZE554KL、ZS551KL、ZD552KL】ASUS
ZenFone 3 Ultra(ASUS)
オススメ度:★★★★☆(大型の機種が欲しい人向け)
ZenFone 3 Ultraの販売価格
68,000円(税別)
ZenFone 3 Ultraのオススメポイント
ZenFone 3 Ultraは6.8インチの大型機。
Snapdragon 625、メモリ4GB、ストレージ32GBという性能。
ZenFone 3のディスプレイサイズが大きくなったバージョンという扱いなので、タブレットのように使いたい人向け。
ZenFone 3 Deluxeは今更買うような機種でも無いので削除。
⇒ZenFone 3 Ultraを損せず最安価格で買う方法【ZU680KL DSDS対応】ASUS
AXON 7(ZTE)
オススメ度:★★★★★(超高性能機で価格とのバランスも良い)
AXON 7の販売価格
59,800円(税別)
ZTEの知名度が無いだけで完成度は高い。
人気が無いので性能の割に安く買える。実売価格は既に4万位。
AXON 7のオススメポイント
Snapdragon 820搭載なので互換性を気にする人向け。
2018年もハイスペック機として活躍出来るスペック。
個人的にはAXON 7を持っていて満足しているのでオススメ度は高い。
性能と価格のバランスが良く、液晶が有機ELで高級感がある。
フロントステレオスピーカーのお陰で音が良く聴こえる。
ZTEは知名度が低くあまり人気が無いので性能の割に安く買えるケースが多い。
⇒AXON 7、AXON 7 mini日本版発売!3G/4G同時待ち受け(DSDS)対応で39,800円~【ZTE】
Huawei Mate 9(Huawei)
オススメ度:★★★★★(超高性能機なのにこの価格は凄い)
Huawei Mate 9の販売価格
59,800円(税別)
セールで5万以内で買える事がある。超お買い得。
Huawei Mate 9のオススメポイント
5.9インチ、Kirin 960、メモリ4GB、ストレージ64GBというハイスペック機。
Kirin 960はSnapdragon 820に劣らない性能。
性能、価格のバランスが良く、この価格帯では一押し。
AXON 7を持ってるけど、もし同時期にMate 9が発売していたらMate 9を買っていたと思う。
⇒Huawei Mate 9は12/16発売!DSDS対応kirin960&メモリ4GB【ライカ製デュアルカメラ搭載】
Huawei P10、P10 Plus(Huawei)
オススメ度:★★★★★(超高性能機。海外よりも安い価格設定になっている)
Huawei P10、P10 Plusの販売価格
P10 ⇒ 65,800円(税別)
P10 Plus ⇒ 72,800円(税別)
Huawei P10、P10 Plusのオススメポイント
Kirin 960、メモリ4GB、ストレージ64GB、デュアルレンズカメラを搭載するHuaweiの最新のハイスペック機。
性能も信頼性も最高レベルだし、この性能でこの価格は十分安い。
しかし、それほど性能差が無いMate 9がセールで5万円位になったりしているので高く感じてしまう。
⇒Huawei P10、P10 Plus、P10 liteの日本版発売決定!【Kirin960/4GB/32GB】
Huawei Mate 10 Pro(Huawei)
Huaweiの超絶ハイスペック機。
これを買うような人は自分で調べるだろうから特に書く事は無し。
⇒Huawei Mate 10 Pro日本版発売!6インチ有機EL、防水防塵、DSDV対応の超高性能機なのに思ったより安い
DSDS対応SIMフリースマホを徹底比較!オススメはどれだ?まとめ
結局どれがオススメなんだ!?
と思った方も多いはず。
独断と偏見で価格別に機種を選んでみます。
DSDS対応で安い機種が欲しい!という人
g07+
とにかく安く実用性のある性能。
2万を切る価格でDSDS対応機種が買えるのは中々凄い。
⇒g07+登場!au 3G対応、IGZO液晶でタッチパネル精度も改善!OCN SIM付き【CP-J55aW】DSDS対応
バランスの良い機種が欲しい!という人
Huawei nova
セール狙いで3万円位なら買い。
Moto G4 Plusもアリでしょう。
ZenFone 3、AXON 7 miniも価格次第でアリ。
⇒Huawei nova、nova lite発表!Snapdragon 625/3GB/32GB【2/24発売】
ハイスペック機が欲しい!という人
Huawei Mate 9
現時点でも5万円位で買えるのでオススメ度が高い。
AXON 7も同じ位で買えるのでオススメ。