iPhone X、8、7、6s、iPhone SEのSIMロック解除方法・注意点を解説します。
ドコモ、au、ソフトバンクで発売されたiPhone6sシリーズが発売から6ヶ月経過し、SIMロック解除可能になりました。
iPhone SEもSIMロック解除可能に。
iPhone7は発売日の2016年9月16日に購入したなら、6ヵ月後にSIMロック解除が可能になります。
そもそもSIMロック解除って何?
SIMロック解除したら何か良いことあるの?
という疑問や、各キャリアのSIMロック解除方法などをまとめました。
目次クリックで項目へ移動します
iPhone X、8、7、SE、6SはSIMロック解除対象機種
新型iPhone X、8が登場!
iPhoneX、8、も7、SE、6Sと同様にSIMロック解除対象機種です。
ドコモ、au、ソフトバンク共に購入から6ヵ月後にSIMロック解除が出来るようになります。
(一括購入の場合は即時解除可能)
⇒iPhone X、8、8 Plus SIMフリー版購入ガイド ドコモ、au、ソフトバンク、AppleStoreどこがお得?
iPhone6sのSIMロック解除とは?
SIMロックとは契約しているキャリアのSIM以外で通信出来ない様に制限を掛けているという事
例:ドコモ版iPhone6sを契約した場合はドコモのSIM以外を挿しても通信出来ません。(不正なSIMと表示される)
つまり、au、ソフトバンクのSIMは利用出来ないという事です。
格安SIMの場合は、ドコモ系格安SIMなら「同じドコモの回線」を利用出来る為、SIMを挿し替えるだけで利用出来ます。
⇒格安SIMの選び方・比較2016オススメのSIMはこれだ!【MVNO】
キャリアは自社の回線を一定期間利用してもらう代わりに端末代金の割引を行ったりしているので、一定期間SIMロックを掛けているというわけです。
一定期間が過ぎる、または一定の条件を満たす事でSIMロック解除が可能になっています。
iPhone6sをSIMロック解除して何か良い事あるの?
iPhone6sのSIMロック解除のメリット
iPhone7、SE、6s、6s Plusはグローバル展開(世界で販売)している機種なので、通信出来るバンド(周波数)対応がかなり多いです。
LTEバンドもほぼ全て対応されている上、GSM、UTMS等の海外の3G通信バンドの対応もしっかりしています。
海外旅行時に安い海外SIMを利用出来る
ドコモ、au、ソフトバンクのSIMでも海外ローミングサービスを利用すると海外でもそのまま利用出来ますが、通信料が高いです。
しかし、海外の空港やコンビニ等で販売されているプリペイドSIMカードなら割安に利用出来ます。
(入手方法は国によって違うのでよく調べてから旅行に行きましょう)
ハワイ旅行時にドコモの海外ローミングを利用したとすると
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/area/view.html?country=3100100#charge_service
ドコモ海外ローミング、海外SIMのデータ通信料の比較
ドコモローミングデータ通信料:1day 980円、パケホーダイ1980円~
海外SIM通信料:10ドル(1GB)、45ドル/月(1.5GB)もあり
あくまでハワイの例なので価格は国によって違ってきますが、海外SIMの方がドコモの海外ローミングより割安です。
ドコモの1dayは一日に30MB以上使うと速度が16kbpsに制限されるので、ネット閲覧すらかなり厳しい状態になります。
iPhone7、6s等のSIMロック解除可能日は?
ドコモ(NTT docomo)のSIMロック解除ルール
- 端末購入から6ヶ月経過時点でSIMロック解除を受け付ける
- 過去にSIMロック解除履歴がある回線は直前の手続きから6ヶ月経過時点で可能
ドコモSIMロック解除の手続き
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/
ドコモの場合、iPhone6sを2015年9月25日に購入したとすると、6ヶ月後の2016年3月25日にSIMロック解除が可能になります。
もし、同じ契約回線で過去にSIMロック解除を行った事があると、その日時から6ヶ月後にSIMロック解除が出来るという条件もあります。
オークション等にSIMロック解除済みのドコモ版iPhone6sがあるのはこういった理由です。
ドコモ(NTT docomo)のSIMロック解除方法
(1)My docomo(無料)
https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/index.html
My docomoにアクセス(ログイン)⇒ドコモオンライン手続き
その他の所に「SIMロック解除」がある
SIMロック解除受付可能な機種が無い場合はエラーが表示される
(2)ドコモインフォメーションセンター(3,000円)
https://www.nttdocomo.co.jp/support/inquiry/index.html
(3)ドコモショップ(3,000円)
https://www.nttdocomo.co.jp/support/shop/index.html
iPhone6sのSIMロック解除時「iPhoneの製造番号(IMEI)」が必要になります
iPhoneのパッケージを見るか、iPhoneの電話パネルから「*#06#」を入力して調べておきましょう。
ドコモ(NTT docomo)のSIMロック解除時の注意点
ドコモの回線を既に解約している場合、解約から3ヶ月以内なら購入者本人に限りドコモショップでSIMロック解除出来ます。
つまり、中古のiPhoneやスマートフォンを購入した場合は購入者本人ではないのでSIMロック解除不可という事です。
auは本人以外でもSIMロック解除可能なのにドコモ、ソフトバンクはかなり厳しいです。
au(KDDI・沖縄セルラー)のSIMロック解除ルール
auのSIMロック解除条件が変更!(2017年6月30日発表)
https://www.au.com/information/notice_mobile/service/20170630-01/
①分割で購入した場合
機種購入から101日目以降よりSIMロック解除可能になる。(変更実施は2017年8月1日以降)
前回のSIMロック解除受付日から101日目以降なら、機種購入日から100日以内の場合でもSIMロック解除可能。
②一括で購入した場合
一括払いの支払確認後より手続きが可能(変更実施は2017年12月1日以降)
③中古端末はSIMロック解除不可
SIMロック解除対応機種は2015年4月23日以降発売の機種。(これまでと同じ)
新しい受付基準として「契約者本人の購入履歴の有無」が追加。
これまでは中古端末でもSIMロック解除が可能だったが、契約者本人が購入した機種のみSIMロック解除可能になる。
(新基準の適用開始は2017年12月1日以降)
au SIMロック解除の手続き
http://www.au.kddi.com/support/mobile/procedure/simcard/unlock/
auの場合、iPhone6sを2015年9月25日に購入したとすると、180日後の2016年3月23日にSIMロック解除が可能になります。(計算によっては1日ずれるかも)
auのSIMロック解除方法
(1)auお客様サポート(無料)
au解約済の場合はauショップでのみ受付
(2)auショップ(3,000円)
http://cs-ez2.au.kddi.com/auShopOut/
iPhone6sのSIMロック解除時「iPhoneの製造番号(IMEI)」が必要になります
iPhoneのパッケージを見るか、iPhoneの電話パネルから「*#06#」を入力して調べておきましょう。
auのSIMロック解除時の注意点
auの場合、auを解約済でも端末購入時から101日が経過していれば、auショップでSIMロック解除可能です。
2017年12月1日以降は契約者本人が購入した機種しかSIMロック解除出来なくなるので注意。
ただし、SIMロック解除可能かどうかは下記の「SIMロック解除判定」が「○」になっている必要があります。
SIMロック解除の可否判定(IMEI番号が必要)
https://au-cs0.kddi.com/au-support/sui/SUI001W001/SUI0010001BL.do
ソフトバンクのSIMロック解除ルール
- 端末購入から181日目以降でSIMロック解除を受け付ける
softbank SIMロック解除の手続き
http://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/
softbankの場合、iPhone6sを2015年9月25日に購入したとすると、181日後の2016年3月24日にSIMロック解除が可能になります。(計算によっては1日ずれるかも)
SoftBankのSIMロック解除方法
(1)My SoftBank(無料)
https://my.softbank.jp/msb/d/top
(2)ソフトバンクショップ(3,000円)
iPhone6sのSIMロック解除時「iPhoneの製造番号(IMEI)」が必要になります
iPhoneのパッケージを見るか、iPhoneの電話パネルから「*#06#」を入力して調べておきましょう。
ソフトバンクのSIMロック解除時の注意点
ソフトバンク回線を既に解約している場合、解約から90日以内なら購入者本人に限りソフトバンクショップでSIMロック解除出来ます。
ドコモと同様に、中古のiPhoneやスマートフォンを購入した場合は購入者本人ではないのでSIMロック解除不可という事です。
Android端末でも同様にSIMロック解除可能
この記事はiPhone6sを例にしていますが、Android端末もSIMロック解除可能です。
Android端末のSIMロック解除時の注意点
Android端末は機種によっては対応バンドが少ない為、他社のSIMでは通信出来ない可能性があります。
海外SIMが利用出来ない可能性もあるので、海外旅行に行く際はよく調べましょう。
こういった心配が無いのがiPhone7、6s、SEの良い所です。
iPhone5s、6も問題無いと思います。(5以前は危険)
iPhone7/6s/6/SEのSIMロック解除まとめ
iPhone6sはSIMロック解除を行うと更に便利で素晴らしい端末になります。(iPhone7、6、5s、SEも同様)
海外での利用もスムーズになり、格安SIMもドコモ系、au系全て使えるようになる優秀な端末です。
ソフトバンク、ワイモバイルSIMでも普通に使えるので弱点は一切ありません。
端末は高いけどその価値はあるという事です。
こういった利点があるので中古市場でも高値で取引されていると言えるでしょう。
iPhone SEは高性能で安いiPhone
iPhone SEはiPhone6sに匹敵する最新スペックながら、5万円台で買える端末です。
iPhone6sでは価格が高くて手が出なかった層にかなり売れています。
⇒iPhone SE正式発表!A9搭載でiPhone6sと互角の最強4インチスマホ登場
対応バンドもiPhone 6sシリーズと同等なので、
ソフトバンク版をキャッシュバック付きで買って181日後にSIMフリー化するのをオススメします!
⇒iPhone SEソフトバンク版をキャッシュバック付で損せず購入する方法【MNP・乗り換え】
iPhone6sを一括0円で買うのもアリ!
iPhone6sも一括0円対象機種になりました!
iPhone7よりもコスパが高いのでオススメです。
⇒iPhone6sソフトバンク版を限定キャッシュバックで損せず購入する方法【アイフォン6s格安購入】softbank・MNP