TSUTAUAの格安SIM「トーンモバイル」が新機種「m17」を2017年8月1日より発売開始!
TONE M17は富士通コネクテッドテクノロジーズ製でハンドソープで洗える防水、耐衝撃、おサイフケータイ、ワンセグを搭載した日本向けの機種。
7月に発売された「arrows M04」がベースになっている。
うーん、今更このスペックの機種を売るか?というレベルなんだけど、TONEは3G通信を使った格安SIMという特殊な立場なので回線品質は他の格安SIMより良いかもしれない。
通信速度の上限も撤廃されるので面白い存在になるかも。
目次クリックで項目へ移動します
TONEのキャンペーン情報
キャンペーン期間:2018年5月31日まで
・春の学割
19歳以下の方6ヶ月無料
・春の親子割
2台以上契約で6ヶ月無料
・併用で基本プラン月額1年無料
TONE m17はTONE m15からどう変わった?
TONE m17、m15のスペック比較
機種名 | TONE m17(LTE対応) | TONE m15(LTE対応) |
---|---|---|
OS | Android 7.1.1 | Android 5.1 |
CPU | Snapdragon 410 1.2GHz 4コア | MdiaTek MT6735 1.3GHz 4コア |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB |
ディスプレイ | 5インチ 720×1280
ゴリラガラス3 |
5.5インチ 720×1280 |
カメラ | 1310万画素 | 1300万画素 |
インカメラ | 500万画素 | 500万画素 |
バッテリー | 2580mAh | 3200mAh |
サイズ | 1474×71×8mm 148g | 147.9×74.5×8.6mm 165g |
色 | ホワイトのみ? | ブラック、ホワイト、パープル |
その他 | micro USB
microSDXC 256GB対応 IPX5/8(防水)、IP6X(防塵)、耐衝撃 おサイフケータイ ワンセグ nano SIM |
micro USB
microSDHC 32GB対応 nano SIM |
価格 | 34,800円(税別) | 29,800円(税別) |
公式サイト:TONEモバイル
TONE m17はarrows M04がベースモデルになっている
arrows M04は7月に発売されたばかりの富士通製の機種。
TONE m17のデザイン、サイズ、性能、ハンドソープでも洗えるという所が全て同じなのでベースモデルで間違いないと思う。
(IT media mobileにarrows M04の兄弟機とも言える性能と書かれているので確定)
arrows M04(TONE m17)は、スペック的には前機種のarrows M03とほとんど同じなので2年前のミドルスペック位の性能しか無い。
しかし、M04(TONE m17)の売りは性能ではなく防水・防塵、耐衝撃、おサイフケータイ、ワンセグという使いやすい機能を搭載してる所なのであまり問題無いとも言える。
SIMフリースマホでおサイフケータイ、ワンセグを搭載した機種はほとんど存在しないので、そういった機能が欲しい人向け。
⇒arrows M04を損せず最安価格で買う方法!arrows M03と比較&評判まとめ【SIMフリースマホ】
今後も併売されるTONE m15とどっちが良い?
TONE m14とm15の大きな差は上でも書いた様に、おサイフケータイ、ワンセグ、防水・防塵に対応している所です。
またOSも最新のAndroid 7.1.1を搭載している。
m15は大分古いAndroid 5.1で今後もアップデートはされないと思うので、来年位には対応していないアプリも出てくるかもしれない。
特にアプリゲームは古いバージョンへの対応を終了させる事が多いので注意。
CPU性能はほとんど差がないし、メモリ、ストレージ容量も同じ、カメラ性能もほぼ同等なのでおサイフケータイ、ワンセグ、防水・防塵、耐衝撃が必要がどうかで決めましょう。
TONE m17の対応バンドは良好!
TONE m17の対応バンド
LTE:B1、3、8、19、26
3G(W-CDMA):B1、5、6、8、19
LTE Band1、3、19に対応しているのでドコモ系格安SIMでの運用に向いています。
m17のベースモデルはarrows M04のはずなのでドコモのSIM、ドコモ系格安SIMは普通に使えると思います。
3GはFOMAプラスエリア(B1、6、19)もサポートされているので安心して使用出来ます。
Wi-Fi(IEEE802.11)は、a/b/g/n(2.4、5GHz)に対応。
ツタヤ(TSUTAYA)の格安SIMサービス「TONE」とは?
公式サイト:TONEモバイル
トーンモバイルは、フリービットグループとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループの資本・業務提携に基づく合弁会社として誕生しました。
誰もが知っているツタヤ(TSUTAYA)の販売網とフリービットのスマートフォン開発・運営ノウハウを使った新しい格安SIMサービスです。
TONEモバイルの特徴(1)子供向け機能が充実
見守り機能(TONEファミリー)はスマホサービスで初めて東京都に推奨されている機能。
「TONE見守りアプリ」を使うと子供の現在地の確認、今日のアプリ利用状況の確認、各種通知などを簡単に行う事が出来ます。
保護者から子端末登録されている家族のTONE宛に無料で通話発信も可能。
危険なサイトを閲覧出来ない様にするフィルタリング、アプリ制限の設定も可能。
保護者の端末はTONEの機種だけではなく、iOS、他社のAndroid端末で利用出来る。
TONEモバイルの特徴(2)シニア向け機能もある
家族同士でTONEを遠隔で操作し助け合える「家族サポート」
TONEをノックするだけで相手にメッセージが遅れる「エアノック」
歩数、消費カロリー、活動量、心拍数を測る事ができ、記録も簡単な「ライフログ」
などの機能も使える。
TONEモバイルの特徴(3)無料サポートが充実
電話サポート、遠隔リモートサポートを無料で受ける事が出来る。
スマホ教室があったり、TSUTAYA店舗でも対面サポートも無料なので初心者向けサービスが充実しているのも特徴。
格安SIM他社の場合、サポートは有料な事が多いので無料サポートを行っている事は評価出来る。
TONEは取り扱い機種が限定されているがその分サポートが良い
TONEはm15、m17とのセットでしか加入出来ないので、サポートがしやすいという事でしょう。
他社の場合、数多くのSIMフリースマホを取り扱っているのでサポートは有料になっている事が多い。
TONEの機種はm17の登場で大分改善されたかも。
性能は微妙だけど、おサイフケータイ、ワンセグ対応は大きい。
3Dや重いアプリゲームは向いていないので注意。
arrows M03でも普通に遊べていたポケモンGO位までは問題なし。
TONEの料金体系
基本プラン
月額料金は1,000円のプランのみ。
通信速度は500kbps~600kbpsと比較的高速(3G回線)
他の格安SIMの低速モードは200kbpsの所が多いです。
IP電話(050番号)、メールアドレスの料金も含まれていて分かりやすい。
LINEの認証等に必要なSMSオプションは月額100円。
オプションサービス
090の通常電話回線オプション⇒953円/月
IP電話かけ放題オプション⇒700円/月(8/1より500円になる)
IP電話(050番号)は基本プランに入っているので、IP電話で充分な場合はオプションは必要ありません。(TONE同士は無料、国内携帯宛13円/3分、国内固定回線宛21円/1分)
留守電も利用可能。
※IP電話は110、119等の緊急通話が出来ないので注意
高速チケットは300円/1GBでLTEの高速通信が可能になる。
31日ごとに10GBまでチャージ可能。
安心オプション、ウイルスチェックオプションは好みで。
TONEファミリーオプションは無料で使えるので家族で使う場合は申し込みましょう。
TONEの良い所
料金体系が月額1,000円のみと分かりやすい!
月額1,000円(税抜き)はとても分かりやすくて良いです。
しかし、高速通信チケットを買わない限り3G通信のみなので注意。
それでも500~600kbpsの速度が出て使い放題と考えると安いと思う。
(他の格安SIM各社だと250kbpsが多い)
2017年8月1日より3Gの通信速度上限を撤廃!
基本プラン(3G通信)の標準モードは通信速度が500~600kbpsに制限されており、高速チケットを購入する事で高速通信が可能になっている。
8/1より、標準モードでも帯域に余裕がある時間帯は高速通信が可能になるようです。
(ただし3G通信なのでLTE程速くないと思う)
IP電話が基本料金で使える!
050で通話が出来るのでTONE同士の通話は無料です。
その他、一部の050IP電話と無料通話出来ます。
Tポイントが貯まる
TONE端末料金、月額料金でTポイントが貯まります。
200円(税抜)につき1ポイントです。
他社には無いサービスが色々ある
- Webサイトの「TONE」のマイページから端末を探す「TONEを探す」
- ジオフェンス機能
- 家族による遠隔操作サポート機能
- ライフログ機能
- NFCタグを利用した端末の診断、自動修復機能
- TSUTAYA店頭のポスターなどからNFCタグを読み取ったり出来る
今後TSUTAYAコンテンツのカウントフリーを導入予定
TSUTAYAの動画配信サービス「TSUTAYA TV」の動画の視聴した際のパケット消費が無くなるカウントフリーを導入する予定のようです。
TONEの注意点
- 3G通信サービスなので動画をよく見る人には不向きの可能性アリ
- 端末セット販売のみなのでSIM単体では契約出来ません。
- 基本プランは24ヶ月の最低利用期間がある(期間中の解約は違約金9,800円がかかる)
標準モードでは動画視聴やアプリのダウンロードが出来ない?
月額1,000円(税抜)の基本プランで通信速度500kbps-600kbps程度のインターネットが使い放題です。
動画再生(YouTube等)・アプリケーションのダウンロード(Google Play等)など、帯域を継続的かつ大量に占有する通信手段を用いて行われるデータ通信については、速度や通信量を制限します。
公式サイトのFAQを見る限り、動画やアプリダウンロードは出来ないという事は書かれておらず、速度や通信量を制限すると書かれている。
実際に試した人によると、Youtubeは低画質なら見る事は可能のようです。
google playも同様に速度が制限されるが時間さえ掛ければアプリのダウンロードは可能なはず。
Wi-Fiや高速チケットを使えという事でしょう。
TONEの機種変更をする方法
公式サイトから、
「購入のご案内」⇒「オンラインストアで購入」⇒「機種変更をする」で可能です。
公式サイト:TONEモバイル
TONEの口コミ・評判
・アプリで速度を計測すると2Mbpsも速度が出た
場所にもよると思いますが、キャリアはLTE通信をメインにしてきているので、3G回線は空いているのかもしれません。
・3日間で300MBを超えると通信制限が掛かる
前日までの3日間の通信量が一定容量を超える場合に通信速度の制限が行われます
300MBかどうかは不明ですが、3日間で一定量を超えると速度制限が掛かるようです。
TONE m17に他社のSIMを挿しても使える?
m15、m17はドコモのSIMも利用可能。
格安SIMの場合はドコモ系なら可能。
TONE m17はarrows M04と同様にauのLTEバンドにも対応しているはずだが、auのSIMが使えるかどうかは不明。
TONEのSIMは他の端末に使える?
ドコモの3G通信が可能な端末なら可能?
情報が全く無いので不明です。
ツタヤ(TSUTAYA)の格安SIMサービス「TONE」まとめ
TONEは月額1000円のみという分かりやすい料金体系、Tポイントが貯まるという利便性を備えた面白い格安SIMサービスです。
子供やシニア向けの機能が充実しており、サポート体制も良いのでスマホ初心者、格安SIMに慣れていない人にオススメ出来る。
3G通信がメインでLTEはオプションという他社とは異なるサービス形態、そしてオリジナル機種のみのセット販売となっているのが特徴。
TONE m17は性能は程々だがおサイフケータイ、ワンセグ対応で誰にでも使いやすい機種になった。
TSUTAYAをよく利用する方、Tポイントを貯めたい方にはオススメ出来ます。
3Gの通信速度が500~600kbpsと比較的速く使い放題なのは良いが、3日制限やYoutube、googleplayの利用に制限があるのが難点。
Wi-Fi環境以外で動画を良く見る人にはオススメしにくい仕様になっている。
オススメ度:★★★★☆(Wi-Fiを自宅で使える人なら悪くない)
お申し込みはこちらから⇒TONE公式サイト