中国のXiaomi(シャオミ)のフラグシップモデル「Mi 6」が発表されました。
性能は、5.15インチフルHD、Snapdragon 835、メモリ6GB、ストレージ64~128GB。
生活防水対応、指紋認証、1200万画素のデュアルレンズカメラを搭載。
iPhone 7を意識しているのか、イヤホン端子は無し。
性能的には2017年最高レベルのスペック。
恐ろしいのは価格で、このスペックで日本円で4~5万円程度。
他メーカーの半額位なのは単純に凄い。
Xiaomiは中国で高性能なSIMフリー機を安く販売しシェアを伸ばしたメーカー。
最近はシェアを落としているのが気になるけど、日本の正規代理店も決まったのでMi 6の販売もあるかも?
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Xiaomi Mi 6の性能は?
Xiaomi Mi 6のスペック(海外版)
機種名 | Xiaomi Mi 6 |
---|---|
OS | Android 7.1.1 |
CPU | Snapdragon 835 |
メモリ | 6GB |
ストレージ | 64GB、128GB |
ディスプレイ | 5.15インチ 1080×1920 |
カメラ | 1200万画素デュアルレンズカメラ
10倍デジタルズーム 光学式手ブレ補正 ポートレートモード対応 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 3350mAh Quick Charge 3.0対応 |
サイズ | 145.2 x 70.5 x 7.5 mm 168g / 182g |
色 | Ceramic Black
Black Blue White |
その他 | USB Type-C
microSDXC 生活防水対応 指紋認証 DSDS対応 3.5mmイヤホン端子無し |
価格 | 64GBモデル:2499元(約4万円)
128GBモデル:2899元(約4.5万円) セラミックモデル:2999元(約4.7万円) |
Xiaomi Mi 6 公式サイト
Xiaomiの最新フラグシップモデル「Mi 6」は高コスパ
スペック的には他社のフラグシップモデルと互角かそれ以上の性能で約半額!
ディスプレイ解像度がフルHDなので他よりも劣るものの、デュアルレンズカメラ、メモリ6GB、バッテリー容量も3350mAhと大きい。
そしてこの性能だと他社では10万近い価格になってもおかしくないのに64GBモデルで4万円程度とかなり安い。
日本版ZenFone 3位の価格で倍以上の性能がある機種が買えてしまうというは驚異的。
Xiaomi Mi 6のAntutuベンチマークはGalaxy S8超え
Snapdragon 835を搭載するMi 6のAntutuベンチマークは約18.5万と最高レベル。
これはGalaxy S8を超えているようです。
Huawei P10等の他社フラグシップモデルとも戦える性能。
最上位モデルはセラミックボディになっている
Xiaomi Mi 6の128GBモデルは二種類あり、上位モデルはセラミック筐体になっているようです。
価格的にあまり差は無いので好みの問題かな。
最近の流行になりつつある?イヤホンジャック無しの是非
iPhone 7の影響か、イヤホンジャック無しの機種が増えてきています。
どうなんだろうこれ。
個人的にiPhone 7が気に入らないのはこの部分なんだよなあ。
USB Type-Cをイヤホン端子に変換するだけとはいえ、充電と同時に使えないのは面倒。
(二股変換ケーブルはあると思うが)
Xiaomiの特徴は「ハイスペック、低価格」
Xiaomiは2010年に設立された中国企業です。
ハイスペック、低価格な機種を売りにしており、薄利多売で利益を上げている企業。
オンライン販売に特化しコストを最小限に抑えているのが特徴。
2011年にスマートフォン第一弾の「Mi-One」を発売。
2012年に「Mi-2」を発売し、口コミでシェアを伸ばす。
2013年に中国のスマホシェアトップ3に入る急成長を遂げる。
2014年には中国のスマホシェア1位にまで躍進。
2015年以降はシェアを落としており、2016年は5位に転落と、中国市場の流れの速さを感じる。
Xiaomiの機種はAndroidベースのオリジナルOS Miuiを搭載している
Xiaomiの機種は、iOS風のオリジナルOS「Miui」を搭載しているのが特徴。
機種を安く販売している分、このオリジナルOSで収益を得るというのがビジネスモデルになっているようです。
Xiaomiの勢いがあった2014年位まではAndroidはかなり使いにくかったので、Miuiの方が使い勝手が良かったんでしょう。
しかしAndorid 5.0位からはAndroidの操作性も良くなってきたのでXiaomiの機種が売れなくなってきたと予想。
2016年に一気にシェアを落としたXiaomiの今後は?
Xiaomiは2016年に中国シェア5位にまで転落。
そして、Huawei、Vivo、Oppoがシェアを伸ばしている。
Huaweiは日本でもかなりシェアが上がってきているので今後も差は広がって行くかもしれない。
そんな中、Xiaomiの日本正規代理店が決まる
#TJC株式会社 は中国総合家電メーカー「#Xiaomi(シャオミ)#小米」の日本正規代理店になりました。
これから、#コストパフォーマンス に優れた商品を日本のお客様に提供させていただきますので、どうぞ応援の程、宜しくお願い申し上げます。
日本の皆様、是非期待していてください! pic.twitter.com/mw2MBpPRtl— TJC 株式会社 (@TJCCORP) April 3, 2017
TJC株式会社がXiaomiの日本正規代理店になりました。
Xiaomiのどの製品を販売するのかは不明。
家電製品だけかもしれないし、スマートフォンも販売するかもしれない。
もし販売されたとしても中国版よりは高くなると予想。
しかしそうなると日本市場ではHuaweiが強敵になるかな。
Xiaomi Mi 6海外版を買うには?
海外版を買うというのもアリ
expansysという海外通販サイトが有名で購入者も多く安心です。
支払いはクレジットカード、paypal、銀行振り込み、代引きが選べるので安心。
paypalなら請求拒否も可能なので安心出来ます。
配送はクロネコヤマト、Fedexが選べます。
海外版 Xiaomi Mi 6の注意点
以前からXiaomiの機種を輸入して使っている人がいますが、日本用のバンドになっていないので使いにくい。
海外版は当然技適マークは無いので日本国内で使うのは違法なので注意。
人気の「Xiaomi Redmi Note 4 Pro」の周波数を例にすると
auではLTE Band1、ドコモではLTE Band1、3にしか対応していないので厳しい。
ソフトバンクが一番相性が良いが、ソフトバンクのSIMは機種専用のロックが掛かっているので、他の機種では使えない可能性が高い。
カスタムROMを焼いたり色々やると他のBandも使えるみたいだけど自己責任で。
Xiaomi Mi 6の日本発売は?ハイスペックなのに中国では4万円~!まとめ
ハイスペックながら安い!Xiaomi Mi 6は買いなのか?
この性能で4万というのは恐ろしく安い。
ほぼ互角の性能のGalaxy S8のグローバル版は10万位だし、割と安いHuawei P10でも7万位。
これだけ高性能で安ければ欲しい人は輸入して買うでしょう(笑)
対応バンドの問題も、輸入して買うような人は勝手に解決するだろうし。
技適マーク対応の日本版が欲しい人は正規代理店も決まったので、期待して待ってみるのもアリでしょう。