新生フリーテルが新機種「Priori 5」「REI 2 DUAL」を発売。
REI 2 DUALは5.5インチフルHD、Snapdragon 625、メモリ4GB、ストレージ64GB、デュアルカメラ、DSDS対応の最近流行りの機能を詰め込んだスペック。
2/16発売で36,800円(税別)
Priori 5は5インチHD、Snapdragon 210、メモリ2GB、ストレージ16GB。
2300mAhのバッテリーが交換可能になっている所が売りのエントリースペック。
2/23発売で16,800円(税別)
旧フリーテルを運営していたプラスワン・マーケティングは民事再生法申請中。
スマホの製造・販売はMAYA SYSTEMに事業譲渡されたので、今後の販売はMAYA SYSTEMが行って行くとの事。
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旧FREETEL(プラスワン・マーケティング)は民事再生法を申請
2017年12月4日に民事再生法を申請した旧FREETEL
民事再生法(みんじさいせいほう、平成11年法律第225号)は、経済的に窮境にある債務者の事業または経済生活の再生を目的とする日本の法律である。日本における倒産法の一つ。適用された法人は一般人における自己破産となる。
引用:wikipedia
FREETELのサイトによると資金繰りの悪化により債権者への支払いが困難になった為、資金繰りが破錠する事を回避する為に申し立てを行ったと説明されています。
要するに破産したのと大して変わらない。
https://blg.freetel.jp/news/21563.html
旧FREETELのMVNO事業は楽天が買収
平成29年11月1日よりFREETEL SIMをはじめとする通信サービスが楽天に継承された。
https://blg.freetel.jp/news/21319.html
FREETELブランドのスマホ製造・販売はMAYA SYSTEMへ事業譲渡
平成30年1月9日にFREETELブランドのスマホ製造・販売がMAYA SYSTEMのものとなった。
https://blg.freetel.jp/news/21623.html
そして今回新生フリーテルとして2機種発売
「Priori 5」「REI 2 DUAL」を発売。
この二機種の開発にMAYA SYSTEMが絡んでいるわけではなく、旧FREETELが製造していた端末かな。
それぞれPriori 4、REIの後継機種になっている。
REI 2 Dualの性能は?
FREETEL REI 2 Dualのスペック
機種名 | REI 2 Dual(FTJ17A00) |
---|---|
OS | Android 7.1.1 |
CPU | Snapdragon 625 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
ディスプレイ | 5.5インチ 1920×1080 フルHD IPS LTPS液晶 |
カメラ | 1600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 3300mAh |
サイズ | 152 x 75 x 7.9 mm 158g |
色 | BLACK、BLUE、WHITE |
その他 | USB Type-C(2.0)
microSDHC(256GB) DSDS対応(microSDと排他利用) nano SIM+nano SIM 指紋認証 GPS、GLONASS、BeiDou、AGPS、加速度、近接、光、重力、電子コンパス、ジャイロセンサー、歩数計 |
価格 | 36,800円(税別) |
FREETEL REI 2 Dualはスペック的には悪くない
フリーテルの機種はカタログスペックはいつも悪くない。
これまでのフリーテルの機種のCPUはMediaTek製が多かった(というか全部?)けど、今回の機種はSnapdragon 625を搭載してきた。
今後はゲーム等の互換性の事も考えてSnapdragonを採用するようです。
Snapdragon 625はAntutuベンチマークで61,000位。
メモリ4GB、ストレージ64GB、DSDS対応、デュアルカメラという隙の無いスペックだけど、実際は初期不良とか問題点が多かったりするので実物を使ってみないと分からない。
FREETEL REI 2 Dualが売れるかどうかは未知数
税込み4万だとライバルも多いし厳しいかな。
2万円位で買える機種が強い(主にHuawei製)ので4万出すならもっと上位機種や信頼性の高い機種を買った方が良いでしょう。
FREETEL REI 2 Dualの対応バンドは良好!
REI 2 Dualの対応バンド
FDD-LTE:B1、2、3、4、5、7、8、12、17、18、19、20、26、28B
TD-LTE:B41
キャリアアグリゲーション:B1+B19、B3+B19、B2+B17、B4+B17
3G(W-CDMA):B1、2、4、5、8、19
LTEはB1、3、19に対応しているのでドコモ系の格安SIMでの運用に向いています。
3GはFOMAプラスエリア(B1、19)に対応。
LTEは国内3キャリアに対応している模様。
SIMは、nano SIMが利用可能。
Wi-Fi(IEEE802.11)は、a/b/g/n/ac(2.4、5Ghz両対応?)
REI 2 DualはDSDS対応機種
LTEでの通信の同時使用は1つですが、3Gと4G LTEの同時待ち受けが可能になっています。
つまり、大手キャリア(ドコモ等)の3Gの通話用SIMと格安SIM等の4G LTE通信用SIMが同時に利用出来るという事です。
FOMAカードの場合は音声通話、SMS機能のみ利用可能。
FREETEL REI 2 Dualの価格は?
Amazon
楽天
FREETEL REI 2 Dual用のケース、液晶フィルムは?
REI 2用ケース
REI 2用フィルム
FREETEL REI 2 Dualの評判・口コミは?
まだレビュワーが少ないので何とも言えない。
後ほど更新します。
FREETEL Priori5の性能は?
FREETEL Priori 5のスペック
機種名 | Priori 5(FTJ17C00) |
---|---|
OS | Android 7.1.2 |
CPU | Snapdraon 210 |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 16GB |
ディスプレイ | 5インチ 720×1280 HD |
カメラ | 800万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 2300mAh
交換可能 |
サイズ | 140 x 70 x 8.5 mm 135g |
色 | ブラック 7色バックカバー同梱(マットブラック、パールホワイト、シャンパンゴールド、レッド、メタルグリーン、スカイブルー、ピンクゴールド) |
その他 | micro USB(2.0)
microSDHC(256GB) DSDS対応(microSDと別スロット) nano SIM+nano SIM GPS、GLONASS、BeiDou、AGPS、加速度、近接、光、重力、電子コンパス、ジャイロセンサー |
価格 | 16,800円(税別) |
Priori 5はPriori 4の後継機
Prioriシリーズはバッテリー容量が多いのが特徴だったが今回は2300mAhと少なくなっている。
その代わり交換可能になっているので使いやすくはなっているかも。
CPUはSnapdragon 210なのでかなり低性能。
メモリ2GB、ストレージ16GBも最低限でしかないのでLINE、メール、WEB閲覧、Youtube位が限界でしょう。
低価格でDSDSに対応しているので通話メインの人用の機種になりそう。
Priori 5はモバイルルーター代わりにも使うと良いかも
バッテリー容量は前機種は4000mAhだったので大分減ったが交換可能なので、モバイルルーター代わりに使うと良いかもしれない。
CPU、ディスプレイ性能もバッテリー消費が少ないタイプなのでそこも良い所でしょう。
Priori 5はほどほどの性能で長時間使えるのがポイントになっています。
Priori 5の対応バンドは良好!
Priori 5の対応バンド
LTE:B1、5、6、8、19
3G(W-CDMA):B1、3、8、19
LTEはドコモ、ソフトバンクに対応している模様。
Wi-FiはIEEE 802.11b/g/n
2.4GHzに対応。
SIMカードのサイズはnano SIMカード。
Priori 5はDSDS対応機種
nano SIMスロット1、2とは別にmicroSDスロットがあるので同時に利用出来るようになっている。
比較的低価格でDSDSに対応しているのは良い。
Priori 5の価格は?
Amazon
楽天
FREETEL Priori 5用のケース、液晶フィルムは?
Priori 5用ケース
Priori 5用フィルム
FREETEL Priori 5の評判・口コミは?
後ほど更新します。
FREETEL Priori5、REI2 Dual発売!新生フリーテルの評判・口コミは?【MAYA SYSTEM】まとめ
今後もフリーテルブランドの機種は発売されるのか?
旧フリーテル(プラスワン・マーケティング)としては新機種を販売して経営を立て直したいだろうけどどうなるのかな。
Priori 5、REI 2 Dualまでは旧フリーテルが開発していた機種だろうけど、この先に何があるのかは不明。
旧フリーテルの経営失敗はスペック先行でトラブル続きだった事
フリーテルの機種はとにかく初期不良、機種の問題が多すぎたという印象。
アップデートも延期されてそのまま無かった事になったりもしていた。
端末のカタログスペックだけ良くて実際は問題が多いという事が続いて信用を失った結果、端末は売れなくなり民事再生まで行ってしまったという感じ。
SIMに関しても評判は良くなかったし、格安SIM業界を甘く見ていたんじゃないかな。
調子に乗って芸能人を使ったCMを打ったり、実店舗を増やしたりもしてたけどあの時既に破錠してたんじゃないかな。
FREETELのように軽い気持ちで参入してきた弱小企業はどんどん淘汰されてきているけど。
旧フリーテル(プラスワン・マーケティング)の残されたサービスがどうなるかは不透明
「とりかえ~る」という一定期間で別の機種に乗り換える事が出来るサービスは楽天モバイルに譲渡されていない。
このサービスは端末分割価格が本来の価格より高くなるが、一定期間毎に新機種に乗り換えが出来るというのが売りだったのにサービスが停止しているので、高いだけの分割価格を支払いっている人がいるのが悲惨すぎる。
楽天が救済策を考えているような事も書いてあったけどどうなるんだろう。
こういう怪しいサービスは危険だと前書いた事あったけど、まさにそうなってしまったという感じ。