ASUSは「2017 International CES(CES 2017)」で、
ZenFoneシリーズの新型「ZenFone 3 Zoom(ZE553KL)」、「ZenFone AR(S571KL)」を発表しました。
ZenFone 3 Zoomは日本仕様があるので日本でも発売されるでしょう。
3Dカメラ「Tango」、VR「Daydream」に対応した超ハイスペック機「ZenFone AR」は日本で発売されるかは不明です。
ハイスペックすぎて日本では売れない予感がするけど。
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ZenFone ARの発売が2017年夏に決定!
ZenFone AR(ZS571KL)
5.7インチ有機EL(WQHD)、Snapdragon 821は共通。
メモリ・ストレージの違いで2種類ある。
ZS571KL-BK128S8 メモリ8GB、ストレージ128GBモデル⇒99,800円(税別)
ZS571KL-BK64S6 メモリ6GB、ストレージ64GBモデル⇒82,800円(税別)
ZenFone 3 Zoomも2017年中に発売される模様。
ZenFone 3 Zoom、ZenFone ARの性能は?
ZenFone 3 Zoom、ZenFone ARのスペック比較
機種名 | ZenFone 3 Zoom
ZE553KL |
ZenFone AR
ZS571KL |
---|---|---|
OS | Android 6.0(ZenUI 3.0) | Android 7.0(ZenUI 3.0) |
CPU | Snapdragon 625 | Snapdragon 821 |
メモリ | 4GB | 6、8GB |
ストレージ | 32、64、128GB | 64、128GB |
ディスプレイ | 5.5インチ
1080×1920 フルHD Super AMOLED 有機EL ゴリラガラス5 |
5.7インチ
1440×2560 WQHD Super AMOLED 有機EL ゴリラガラス4 |
カメラ | 1,200万画素
ズーム対応デュアルカメラ 第2世代レーザーオートフォーカス |
2,300万画素
第2世代レーザーオートフォーカス |
インカメラ | 1,300万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 5000mAh | 3300mAh |
サイズ | 154.3x77x7.99mm
170g |
158.67×77.7×8.95mm
170g |
色 | Navy Black
Glacier Silver Rose Gold |
Charcoal Black |
その他 | 指紋認証搭載
USB Type-C microSDXC(2TB) nano SIM+nano SIM ジャイロセンサー搭載 |
指紋認証搭載
USB Type-C microSDXC(2TB) nano SIM+nano SIM ジャイロセンサー搭載 |
価格 | 2017年2月発売予定
日本は未定 |
2017年4~6月発売予定
99,800円(税別) 82,800円(税別) |
ZenFone 3 ZoomはZenFone Zoomの後継機
ZenFone 3 Zoomは、光学ズームに対応したZenFone Zoomの後継機です。
ZenFone 3 Zoomでは、iPhone7 Plusのようにデュアルレンズカメラを搭載。
2.3倍の光学ズームが可能になっています。
デュアルカメラは、メインカメラとズームカメラの2つがセットになっており、2つのカメラを切り替えて光学ズームの様な効果を得られる。
ズームカメラを利用した場合はメインカメラの役2.3倍までズームが可能。
1~2.3倍まではメインカメラのズームを使用し、2.3倍より上はズームカメラのデジタルズームを使用し、最大12倍までのズームが可能になっている。
ZenFone 3シリーズで採用されている「Tri-Techオートフォーカス」は「Tri-tech+オートフォーカス」に進化。
レーザーオートフォーカス、追尾フォーカスに新たに「デュアルピクセル位相差オートフォーカス」にも対応。
暗所でのフォーカス速度が上がった。
ZenFone 3 Zoomはカメラに特化した機種
1,300万画素(F2.0)のフロントカメラを搭載しており、美しいセルフィー(自撮り)が撮れる事を売りにしている。
ビューティーモードを搭載しており、肌を明るくしたり輪郭を補正したりする事が可能。
ZenFone 3 Zoomは、ASUSの機種では珍しい有機ELディスプレイを搭載。
CPUもバランスの良いSnapdragon 625を搭載しているし、メモリも4GB版がある(日本版はどうなるか不明)、そしてバッテリー容量が5,000mAhと多いのが特徴。
スペック表によるとDSDS(3G、4Gデュアル待ち受け)にも対応している。
ZenFone Zoomがいまだに5万位するので、日本版の価格は5~6万円位かな。
もっと高いかもしれないけど、Huaweiの機種が安くて性能が良いので高くしすぎると売れないでしょう。
ZenFone ARは「Tango」「Daydream」に対応したASUSのフラグシップモデル
ZenFone ARは、Googleが開発している3Dマッピングカメラ「Tango」、VR「Daydream」に世界で初めて両対応した機種。
5.7インチWQHDの有機ELディスプレイ、Snapdragon 821 for Tango、8GBメモリを搭載しており現時点で最高スペックを誇る。
2017年4~6月期発売予定。
今年はハイスペック機はTango、Daydream、Android7.0が基本になってくるでしょう。
メモリも8GB搭載がハイスペック機の基準になってきそう。
ZenFone ARは日本での発売は不明です。
発売されたとしても10万は軽く超えそうなスペックですが。
ZenFone 3 Zoom、ZenFone ARの対応バンドは?
↑ZenFone 3 Zoom
ZenFon 3 Zoomの対応バンド
JP versionがあるのでおそらくこれが日本版。
https://www.asus.com/Phone/ZenFone-3-Zoom-ZE553KL/Tech-Specs/
LTE:B1、2、3、5、7、8、18、19、26、28、38~41
3G(W-CDMA):B1、2、5、6、8、19
LTEはB1、3、19に対応しているのでドコモ系の格安SIMでの運用に向いています。
3GはFOMAプラスエリア(B1、6、19)に対応しています。
ASUSの機種らしく完璧なバンド対応。
SIMは、nano SIMが利用可能。
Wi-Fi(IEEE802.11)は、b/g/n(2.4GHzのみ?)に対応。
ZenFone 3 ARの対応バンド
スペック表に書かれていないので不明。
日本で発売されるならZenFone 3 Zoomと同じになるでしょう。
http://www.asus.com/Phone/ZenFone-AR-ZS571KL/specifications/
ZenFone 3 Zoomはデュアル待受(DSDS)対応機種
日本版はどうなるか分かりませんが、ZenFone 3 ZoomはDSDS対応と書かれています。
ZenFone 3よりハイスペックな機種なのでDSDSに対応しているでしょう。
ZenFone ARもスペック表にはDSDS対応と書かれています。
ZenFone 3 Zoom、ZenFone ARまとめ!
↑ZenFone AR
ZenFone 3 Zoom、ZenFone ARは日本で発売されるのか?
ZenFone 3 Zoomは日本でも高確率で発売されるでしょう。
しかし売れるのか?と言われると微妙な気がする。
果たしてズーム機能にそこまで需要があるのか謎だし、価格的にもZenFone 3よりかなり上になりそうな感じ。
5~6万位と予想するけど、その価格帯はデュアルカメラ搭載、DSDS対応の「Huawei Mate 9」が強い。
⇒Huawei Mate 9は12/16発売!DSDS対応kirin960&メモリ4GB【ライカ製デュアルカメラ搭載】
デュアルズームカメラとバッテリー容量、Snapdragon 625に価値を見出せるかという所でしょう。
ZenFone ARはフラグシップ機として出す以外の意味は無いような気がする。
Tango、Daydream対応はユーザーにとって今はまだそれほど価値は無いし。