FREETEL(フリーテル)がiPhone6sの取り扱いを開始!
このiPhone6sは「Apple 1年保証付(認定整備済製品)」なので新品ではありません。
しかし再整備されていて保証付きなので品質は問題無し。
新品より安く買える新品に近い商品という認識で良いと思います。
気になるのは、フリーテルでiPhone6sをSIMとセット購入するのとAppleStoreでSIMフリー版を買うのとではどちらが安いのか?という事でしょう。
フリーテルは罠が多すぎるので検証してみたいと思います。
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Apple認定整備済製品とは?
Apple認定整備済製品は、初期不良や故障した製品を再整備したもの
(1)Apple認定整備済製品とは何ですか?
Apple認定整備済製品とは、Appleの厳しい整備プロセスを経て販売される、新品ではないApple製品のことです。技術的な問題があって返品された一部の製品を含みますが、すべての製品に対しAppleの品質基準をクリアしていることを確認しています。
すべてのApple認定整備済製品は、以下のプロセスを経て販売されています。:
- 機能の完全なテストを実施し、テストで不具合が検出されたモジュールを交換
- 部品の交換が必要なApple Watchデバイスは、Apple認定整備済製品には含まれません
- 徹底したクリーニングプロセスと検査
- 再梱包(該当するマニュアル、ケーブル、新しい箱などを含む)
- 出荷時のOSが同梱されていますが、より最新のOSに変更されている場合があります。
- 販売可能な整備済在庫品となる前に実施される最終品質保証検査
整備の手順は、Apple製造工程と同じ基本的なテクニカルガイドラインに従ってテストされています。
Apple認定整備済製品はAppleStoreでも販売している商品です。
一部の格安SIM会社がiPhoneを販売している事がありますが、現状では新品のiPhoneはキャリアかサブブランド(ワイモバイル、UQ mobile)しか販売出来ません。
新品が扱えないので「Apple認定整備済製品」を扱っているようですが、どういうルートでApple認定整備済製品を仕入れているのか気になる。
FREETELの300台限定iPhone6sは買いなのか?
フリーテルが販売するiPhone6s(認定整備済製品)はSIMとセット販売になっている
フリーテルには「スマートコミコミ+プラン」という格安SIMとスマートフォンがセットになったプランがあります。
iPhone6sもそのプランの対象機種になっており、単体では購入出来ません。
スマートコミコミプランの詳細はこちらを参照
⇒フリーテルスマートコミコミ+999円プランは罠?注意点・評判・口コミを徹底解説!【FREETEL】
スマートコミコミ+は、スマホ本体、通信料、10分かけ放題、機種変更サービスがセットになったプラン
スマートコミコミ+は簡単に説明すると、通話SIMとSIMフリースマホがセットになっているプランの事です。
「とりかえ~る」という機種変更サービスもセットになっている独特なプラン。
LINE等の特定のSNSのパケット無料も付いている。
iPhone6sの場合の月額料金
FREETELは「定額プラン」と「使った分だけ安心プラン」があります。
定額プランはその名の通り、毎月の高速通信容量が決まっているもので、使った分だけ安心プランは、データ使用量によって月額料金が変わってくるプラン。
これも他社でも見かけるプラン。
スマートコミコミ+プランの場合、3年間毎月割1,080円、1年目のみスマコミ+割1,500円が適用された価格になっている。
で、iPhone6sの価格はいくらなんだ?
フリーテルはこのへんが本当に分かりにくい。
申し込みに進むと価格が分かるようになっているが下の方に小さく書いてあるので、よく見ないと分からない。
これを見ると
3,132円(税込)の36回払いで総額112,752円(税込)になっている。
これはiPhone6s発売当時の価格より高い価格設定。
iPhone6s 64GBの発売当時の価格は「106,704円」でした。
発売からもすぐ2年経つのに発売日の価格より高いってどうなんだ(笑)
そして更に、iPhone6sはラインナップの整理(32GB、128GBのみになった)のと価格改定が行われたので現時点ではかなり安い。
AppleStore iPhone6sの価格(2017年6月現在)
32GB版 66,744円(税込)
128GB版 78,624円(税込)
この価格と比較すると異常に高く設定されているのが分かる。
フリーテル「スマートコミコミ+プラン」を途中解約すると残債50%分の金額で買取り
割賦が残っている状態で解約した場合どうなるのか?
フリーテルの場合は解約金は設定されていないが、残債を一括で支払う必要がある。
①割賦契約期間中の解約は割賦残債全額を一括でお支払い
②当社が端末及び付属品を割賦残債50%分の金額にて買取(お客様任意/故障端末を除く)
一年で解約したとすると
iPhone6sの総額:112,752円
1年目の支払額:37,584円(3,132円x12回)
残債:75,168円
買取額:37,584円(割賦残債の50%)
残債一括支払額:37,584円(解約時に一括で支払う)
一年iPhone6sを使って買い取って貰ったとすると機種代金の支払いが75,168円!
これだとAppleSroreで128GB版が買えてしまうんだよね。
買い取ってもらうという事は機種すら手元に残らないという事なのでかなり損!
買い取らなかった場合は10万を超えてしまうしで損しかしないという地獄のプラン(笑)
iPhone6sには5,000円のキャッシュバックがあるとはいえ、焼け石に水でしょう。
FREETELのiPhone6s(だけじゃないけど)の価格は異常に高い!その理由は機種変更サービスの利用が前提になっているから?
機種変更サービス「とりかえ~る」はFREETEL以外では見かけない変わったサービス
契約後1年が経過すると残金の支払い無しで機種変更が出来るサービス
スマートコミコミ+を契約後、1年が経過すると残金の支払いをせずに他の機種に機種変更が出来るようになります。
ただし機種変更時は前の機種を返却する必要がある。
端末を破損した場合は、契約から1年半が経過していれば残金の支払いをせずに他の機種に機種変更が出来るようになります。
機種変更サービス「とりかえ~る」を利用する事が前提になっている価格のようだ
12ヵ月利用すると残金を支払わずに機種変更出来るので、そのまま同じ機種を使い続けるよりも残金を払わずに他の機種に買えた方が良いように見える。
iPhone6sを12ヵ月利用した場合の支払い金額。
1年目の支払額:37,584円(3,132円x12回)
iPhone6sは返却する必要があるが、実売価格の半額位で一年使えるので悪くない?
その代わり、次の機種も12ヶ月で機種変更した方が良いのでフリーテルから無限に脱出できなくなるという罠になっている。
あと、永遠にスマートフォンが自分の物にならないのは苦痛かもしれない。
フリーテルiPhone6sは買いなのか?まとめ
普通にAppleStoreで新品を買いましょう(笑)
https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone6s
AppleStore iPhone6sの価格(2017年6月現在)
32GB版 66,744円(税込)
128GB版 78,624円(税込)
フリーテルでわざわざiPhone6sを買う意味は全くありません。
無駄に高いし、1年で機種変更をし続けるにしてもずっと脱出できなくなるし(笑)
回線速度に不満があった時の損失が大きすぎるのでオススメしません。
iPhone6s、iPhone7買うならどっちが良い?
ハッキリ言って、iPhone7を選ぶ理由はおサイフケータイ機能の為という位の意味しかありません(人によっては防水も)。
iPhone6sと7の実用面での性能差はほとんど無いし、7はイヤフォンジャックが無いので使いにくい。
9月にはiPhone8が発売されるので今更買う意味は無いでしょう。
なので、私のオススメはiPhone6sの方です。
いまだにトップレベルの性能なので普通に2~3年は現役で使えると思います。(iOSのサポートは長いのでもっと長く使える可能性が高い)
格安SIMもフリーテルではなく他社を推奨!
⇒格安SIMの選び方・比較2017オススメのSIMはこれだ!【MVNO】2017/06版
2016年6月現在、格安SIMはほとんど全ての会社が回線速度に問題がある状態になっています。(お昼時、夜などが顕著)
ユーザーの増加に回線増強が追いついていないという事です。
この状況がいつ改善されるのかは分かりません。
上の記事でも書いていますが、回線速度を重視する場合は「Y!mobile」「UQ mobile」の二択という状況です。
どちらもキャリアのサブブランドなので、親会社の回線をそのまま使えるのが強み。
ドコモにはサブブランドが存在しないので、回線速度を重視する場合はドコモ本体と契約するしかありません。