NTTドコモは新料金プラン(パケットパック)
「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」
を発表しました。
ベーシックパックの提供開始は2018年5月25日~。
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ドコモ新料金プラン「ベーシックパック」とは?
ベーシックパックは簡単に言うと段階制の料金プラン
ベーシックプラン⇒個人向けプラン
ベーシックシェアプラン⇒家族(複数人)向けプラン
となっています。
高速データ通信容量が月1GB以下なら2,900円(税別)、5GB~20GBまでなら7,000円(税別)という段階制の料金プランです。
auで言う所の「ピタットプラン」とほとんど同じでドコモの場合はパケットパックとして提供しているという位の差しかない。
ベーシックパックの月額料金、ポイントを解説
データ通信量 | 月額料金 | ずっとドコモ割割引(最大) | ドコモ光セット割 | |
---|---|---|---|---|
ステップ1 | ~1GB | 2,900円 | -200円 | -100円 |
ステップ2 | 1GB~3GB | 4,000円 | -600円 | -200円 |
ステップ3 | 3GB~5GB | 5,000円 | -800円 | -800円 |
ステップ4 | 5GB~20GB | 7,000円 | -800円 | -800円 |
※全て税抜き価格
※「ずっとドコモ割プラス」の割引は現金割引とdポイント進呈を選ぶ事が出来る。
dポイントを選んだ場合、料金割引の1.2倍のdポイントが進呈される。
ドコモの月額料金は基本プランとパケットパックの組み合わせで決まる。
基本プラン:シンプルプラン(980円)+SPモード(300円)
ベーシックパック:2,900円(1GB未満)
月にデータ1GB以下なら4,180円/月になる。
そして「docomo with」「ずっとドコモ割プラン」「ドコモ光セット割」のような割引も組み合わせる事が出来るので
ベーシックプランの場合、最安で月額2,480円~
ベーシックシェアプランの場合、最安で1人あたり1,980円~
利用可能になる。
ベーシックパック&docomo withがオススメ出来る組み合わせ
基本プラン(2年契約):シンプルプラン(980円)+SPモード(300円)
パケットパック:ベーシックパック(2,980円)1GB未満
割引:docomo with(-1,500円)、ずっとドコモ割プラス(-200円)
月額:2,480円~
docomo withは対象スマホ購入で毎月1,500円引きになる料金プランの事です。
高性能機種が欲しい人以外はdocomo with対象スマホで十分。
⇒ドコモwith2017秋冬モデルAQUOS sense、MONO、arrows Be、Galaxy Feelどれが良い?評判まとめ
ベーシックパックはお得なのか?これまでのパケットパックはどうなる?
ベーシックパックのステップ1(1GB未満)は「データSパック(2GB)3,500円」より安いがお得感は薄い。
ステップ2(3GB未満)は4,000円なので同程度。
ステップ3(5GB未満)は「データMパック(5GB)5,000円」と同額。
ステップ4(20GB未満)は「ウルトラデータパック(20GB)6,000円」なので1,000円高い。
こうして見ると割高に感じるけど、ベーシックパックは段階制なのでデータ容量を使わない月は安くなるというメリットがある。
また、これまではウルトラデータパック専用プランだった「シンプルプラン」を選ぶ事が出来るので通話をあまりしない人は安く利用出来る様になった。
※シンプルプランは月額980円で家族内通話無料のプラン
2018年5月25日以降はデータSパック、データMパックは新規申し込み受付終了になる
現在利用中のユーザーは引き続き利用可能。
今後はデータSパック(2GB)、データMパック(5GB)は選択出来なくなるので、毎月5GB位使っていた人はこれまでより高くなってしまうので、利用状況によっては今までよりも月額料金が高くなる場合もあるでしょう。
ベーシックプランは「パケットくりこし」対象外
段階制の料金プランなのでパケットくりこしは非対応になっています。
これは仕方ないでしょう。
通信制限は20GBを超えるまで無いっぽい。
使用データ量の「各ステップの前後」および「速度低下前後」にデータ量をメールでお知らせが行われる。
ドコモ新料金プラン「ベーシックシェアパック」とは?
ベーシックシェアパックの月額料金、ポイントを解説
データ通信量 | 月額料金 | ずっとドコモ割割引
(最大) |
ドコモ光セット割 | |
---|---|---|---|---|
ステップ1 | ~5GB | 6,500円 | -900円 | -800円 |
ステップ2 | ~10GB | 9,000円 | -1,100円 | -1,200円 |
ステップ3 | ~15GB | 12,000円 | -1,200円 | -1,800円 |
ステップ4 | ~30GB | 15,000円 | -1,200円 | -1,800円 |
※全て税抜き価格
※「ずっとドコモ割プラス」の割引は現金割引とdポイント進呈を選ぶ事が出来る。
dポイントを選んだ場合、料金割引の1.2倍のdポイントが進呈される。
ベーシックシェアパックもdocomo withがオススメ出来る組み合わせなのは同じ
基本プラン(2年契約):シンプルプラン(980円)+SPモード(300円)x 家族分
パケットパック:ベーシックパック(6,500円)5GB未満
シェアオプション:500円 x 家族分
割引:docomo with(-1,500円)x 家族分、ずっとドコモ割プラス(-900円)
月額:5,380円 + 280円 x 家族分
家族3人で5GBをシェアするのはwi-fiを多用しないと厳しい気がする。
実際は10GB以上は必要かなという感じ。
例:docomo withを適用せず月に15GB利用した場合の料金(家族3人)
シンプルプラン:980円 x 3
ベーシックシェアパック(ステップ3):12,000円 x 1
シェアオプション:500円 x2
合計:15,940+消費税=17,215円
これに機種の分割代金がプラスされる。
家族一人あたり6,000円位で機種代金を加えると1万前後まで行くでしょう。
docomo withを適用しないとお得感は無し。
2018年5月25日以降はシェアパック5・10・15は新規申し込み受付終了になる
現在利用中のユーザーは引き続き利用可能。
シェアグループは各回線の通信量の上限を設定出来るオプション「データ量上限設定オプション」が使えるので子供がパケットを使いすぎて料金が上がってしまうという事を防ぐ事が出来る。
ベーシックシェアプランも「パケットくりこし」対象外
段階制の料金プランなのでパケットくりこしは非対応になっています。
通信制限は20GBを超えるまで無いっぽい。
使用データ量の「各ステップの前後」および「速度低下前後」にデータ量をメールでお知らせが行われる。
ドコモ新料金プラン「ベーシックパック」発表!これはお得なのか?注意点等を解説【5/25~】まとめ
相変わらず分かりにくい料金プランだし値下げと言えるのかも謎
ドコモは総務省の「2年縛りに対する行政指導」への布石として今回の料金プランを出してきたのではないかと言われています。
値下げしたから見逃してね的な感じで安くなったという事をアピールしたいんでしょう。
しかし、実際は利用料金は大して変わらない。
そして強制的に段階制の料金プランを契約する事になるので、ユーザーのミスで料金ステップが上がってしまう可能性がある。
※3GB未満で抑えるつもりがwi-fiに繋いでいなかった、屋外でアプリのアップデートしてしまった等
データ量をメールで知らせてくれる機能はあるが高速通信が止まるわけではないので自分で注意するしか無い。
これまでのパケットパックの場合は契約容量を超えた場合は低速通信になるだけだったので問題無かった。
旧パケットパックを即終了させるのはどうなんだ
契約がややこしくなるというのは分かるけど、旧パケットパックの方が良いという人もいるのに新パック開始と同時に旧パックを終了するのは強引すぎる。
携帯電話キャリアは3キャリア共にまだまだ改革が必要でしょう。
CMをアホほど打ちまくる金はあるのにユーザーへの還元が少なすぎる。
通信事業と端末販売は分けるべきだし、2~4年契約で縛るなら端末のSIMロックなんて必要ない。
ユーザーもアイスやドーナツを貰う為に行列作ってる場合じゃないよほんとに。