ドコモ(NTT Docomo)が下り最大300Mbps対応のサービスを発表しました。
国内最速となる下り最大300M対応のサービスは「PREMIUM 4G」と呼ばれています。
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ドコモ PREMIUM 4Gの仕組み
ドコモサイト
PREMIUM4Gは、2015年3月に開始されたLTEの高速化の事です。
従来のLTEは下り最大受信速度は150Mbpsでした。
2015年3月よりLTE-Anvancedが導入され、周波数帯を束ねる技術である(キャリアアグリゲーション)で2つの周波数帯を束ねる事により、受信時の速度が最大225Mbpsまであがりました。
その後、更に262.5Mbpsまでアップ。
そして今回、2つの周波数帯を束ねる技術に加え、3つの周波数帯を束ねるキャリアアグリゲーション技術により、受信最大速度300Mbpsが実現しました。
PREMIUM 4G(262.5Mbps、225Mbps)対応エリアは拡大してきており、2016年3月までには約900都市まで拡大するようです。
PREMIUM4G対応端末二機種とは?
PREMIUM4G(下り最大300Mbps)に対応する機種は、
11月発売予定の「AQUOS ZETA SH-01H」と2016年3月発売予定のモバイルWi-Fiルータ「Wi-Fi STATION N-01H」です。
AQUOS ZETA SH-01H スペック
AQUOS ZETA SH-01Hのスペック
OS:Android 5.1
CPU:MSM8992(Snapdragon808)1.8GHz
メモリ:3GB RAM、32GB ROM、microSDXC対応
バッテリー:3,100mAh
ディスプレイ:5.3インチ(IGZO 1,080×1,920 フルHD)
カメラ:背面1,310万画素、前面800万画素
防水防塵、指紋認証、おサイフケータイ対応
ドコモ販売なのでシムフリー機ではないですが一応スペックを載せます。
熱問題が多発しているSnapdragon810ではなく808を採用している所とメモリ3GBは良いと思います。
IGZOの性能はよく分かりませんが省電力化に貢献しているのかな?
バッテリー容量も大きい方ですね。
防水防塵、指紋認証、おサイフケータイにも対応。
デザイン的にはベゼルも薄くシンプルなデザインで好感が持てる。
隙の無い国内モデルだと思います。
Nexus5xは下り最大262.5Mbpsに対応!
Nexus5xは最大300Mbpsの速度ではありませんが、262.5Mbpsの2GHz帯(Band1)と1.7GHz帯(Band3)の2つの帯域を重ねて利用するPREMIUM 4G、キャリアアグリゲーションに対応しています。
iPhone6s、iPhone6s Plusも下り最大262.5Mbpsに対応しています。
今後発売される機種は262.5Mbps、300Mbps対応が混在するようになりそうですね。
まぁその前に対応エリアがまだ少ないですが。
現在のドコモPREMIUM 4G対応状況
下り最大300Mbps対応
AQUOS ZETA SH-01H
Wi-Fi STATION N-01H
下り最大262.5Mbps対応機種
Nexus5X
iPhone6s
iPhone6s Plus
下り最大225Mbps対応機種
Xperia Z5 SO-01H
Xperia Z5 Compact SO-02H
Xperia Z5 Premium SO-03H
arrows NX F-02H
ドコモ PREMIUM 4Gまとめ
今後300Mbpsという高速通信が普及していく事になりますが、ユーザー側には今繋がっている回線がLTEなのか、PREMIUM 4G(300Mbps)なのかが区別出来ません。
海外ではキャリアアグリゲーション接続中は「4G+」と表示される通信事業者もあるそうです。