今回のVAIO Phoneは本気を出してきた!?
去年発売したVAIO PhoneはVAIOは名前を貸しただけだったので、正直高いだけのとんでもないポンコツでした(笑)
今回はVAIO自身が開発した「純正のVAIO Phone」です。
Windows 10 Mobileを搭載しPCとの連携も可能な「Continuum」にも対応!
これは面白い存在になりそうです。
目次クリックで項目へ移動します
VAIO Phone Bizの発売日決定!
3月24日(木)9時~先行予約開始
4月22日(金)お届け予定
59,184円(税込)
http://store.vaio.com/shop/goods/cto.aspx?goods=10000069A
VAIO Phone Biz VPB0511Sの性能は?
VAIO Phone BizとNuAns Neoのスペック比較
機種名 | VAIO Phone Biz | NuAns Neo |
---|---|---|
OS | Windows 10 Mobile | Windows 10 Mobile |
CPU | Snapdragon 617 1.5GHz 8コア | Snapdragon 617 1.5GHz 8コア |
メモリ | 3GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 16GB |
ディスプレイ | 5.5インチ 1080×1920 フルHD | 5インチ 720×1280 HD |
カメラ | 1300万画素 | 1300万画素 |
インカメラ | 500万画素 | 500万画素 |
バッテリー | 2800mAh | 3350mAh |
サイズ | 156.1 x 770 x 8.3 mm 167g | 74.2 x 141 x 11.3mm 150g |
色 | 白のみ? | 注文時にカスタマイズ |
その他 | microSD64GB対応
アルミボディ |
microSD128GB対応
USB Type-C搭載 |
価格 | 5万円台(予定) | 39,800円(税抜き) |
VAIO Phone Biz公式サイト
4月先行販売予定
https://vaio.com/products/phone_biz051/
VAIO Phone Biz、NuAns Neo共に「Continuum」に対応。
「Continuum」はPCのようにディスプレイと接続して使う事が可能な機能です。
Windows 10 Mobileの目玉機能なので今後は対応機種が増えてくるでしょう。
VAIO Phone BizとNuAns Neoを比較すると、CPUは同じSnapdragon 617でありながら、VAIO PhoneはフルHD液晶、メモリ3GBを搭載しより高性能になっています。
薄さを追求した為?バッテリー容量はNuAns Neoの方が大容量です。
「Continuum」をよく使うなら、将来性を考えてメモリ3GBのVAIO Phone Bizの方が良いのではないかと思います。
NuAns NEOは現在販売中です
⇒トリニティ「NuAns NEO」Windows 10 mobile搭載機を2016年1月発売【39,800円ミドルスペック・USB-Type-C】Continuum対応
VAIO Phone Bizのポイント
高品質・高剛性アルミボディ
アルミニウムと強化ガラスで堅牢性と高品質なデザインを実現。
VAIOらしいこだわりですね。
Office Mobileがプリインストールされている
スマートフォン上でPC同様のUI、使い勝手でWord、Excel等が利用可能。
PCとの互換性もあり。
「Continuum」でVAIO PhoneがデスクトップPCに変身
「Continuum(コンティニュアム)」はWindows 10 Mobileの目玉機能の一つです。
別売りアダプタを繋いだディスプレイやテレビにワイヤレス接続すると、PC同様のデスクトップ画面でパソコンのように使う事が出来ます。
キーボード、マウスも接続可能です。
また、この状態でVAIO Phone Bizを使って電話をしたり、スマートフォン側の画面でアプリを操作したりということも可能。
出先ではスマートフォンの画面、オフィスではディスプレイの大画面といった使い分けが出来るようになります。
VAIO Phone BizはActiontec「ScreenBeam Mini2 Continuum」に対応。
HDMI端子搭載のディスプレイやテレビにUSB接続し、VAIO Phone BizとはBluetooth接続する。
VAIO Phone Bizを紛失しても内蔵GPSで位置を把握、リモートロック、データ遠隔消去が可能
Windows 10 Mobileはセキュリティ面も考慮されており、端末内データの暗号化、VPN接続に対応。
紛失してしまった場合も、GPSで現在位置の把握、リモートロック、データの消去が行えます。
VAIO Phone Bizは管理者がのOS、アプリバージョンの管理、アクセスデータ領域やアプリのライセンスの変更が可能
Windows 10 Mobileのデバイスマネージメントにより、自社の環境やセキュリティポリシーなどに合わせて管理者が一括設定可能。
バッテリー取り外し不可
バッテリーの取り外しは不可の模様です。
VAIO Phone Bizの対応バンドは良好!
VAIO Phone Bizの対応バンド
LTE:B1、3、8、19、21
3G(W-CDMA):B1、6、8、11、19
LTEはB1、3、19に対応しているのでドコモ系の格安SIMでの運用に向いています。
3GはFOMAプラスエリア(B1、6、19)に対応しています。
Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/ac
11ac規格に対応しているので最大867MbpsのWi-Fi高速通信が可能。
SIMカードのサイズはmicro SIMカード。
SIMカードとmicro SDは、同じトレイに載せる方式になっています。
NTTドコモのPremium4Gに対応
NTT dcomoのLTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」に対応しています。
対応エリアではキャリアアグリゲーションにより、下り最大225Mbps(理論値)での通信が可能。
ドコモのネットワークへの接続を保証するための「相互接続性試験(IOT)」も実施する予定。
VAIO Phone Bizのテザリングは?
Wi-Fi、Bluetooth対応と書かれています。
VAIO Phone Bizのケースは?
発売後に更新します。
VAIO Phone Bizの販売予定は?
法人向け NTTドコモ、ダイワボウ情報システム(DIS)
個人向け VAIOストア、楽天モバイル、ビッグローブ
格安SIMでは楽天モバイル、ビッグローブで取り扱うのでセット購入が可能になりそうです。
VAIO Phone Bizまとめ
VAIO Phone Bizは日本で発売されるWindows 10 Mobile機の本命になりそうです。
価格は5万円台という事で買いやすく価格と性能のバランスも良い。
メモリ3GBなのが特に良い所で「Continuum」も快適に使えるのではないでしょうか。
Windows 10 Mobileはまだ発展途上ですが、Android機、iPhoneと違ってビジネス用途にも対応している所が強み。
今年はWindows 10 Mobileがシェアを伸ばすかも知れません。