ソニーモバイルは新機種「Xperia X」シリーズを発表しました。
Xperia X(エクスペリアエックス)シリーズは3機種展開となっており、
「Xperia X」「Xperia XA」「Xpeia X Performance」という機種構成。
日本市場には最上位機種「Xpeia X Performance」が投入されるとの事。
2015年夏モデルとして登場予定です。
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Xperia Xシリーズの性能比較
Xperia X、XA、Performanceのスペック比較
機種名 | Xperia X Performance | Xperia X | Xperia XA |
---|---|---|---|
OS | Android 6.0 | ||
CPU | Snapdragon 820 | Snapdragon 650 | Mediatek Helio P10 |
メモリ | 3GB | 2GB | |
ストレージ | 32GB | 16GB | |
ディスプレイ | 5インチフルHD | 5インチHD | |
カメラ | 2300万画素 | 1300万画素 | |
インカメラ | 1300万画素 | 800万画素 | |
バッテリー | 2700mAh
日本版(2570mAh) |
2620mAh | 2300mAh |
サイズ | 不明 | 142.7 × 69.4 × 7.9mm
153g |
143.6 × 66.8 × 7.9mm
137.4g |
色 | ホワイト、グラファイトブラック、ライムゴールド、ローズゴールド | ||
その他 | 背面ヘアライン加工 | ||
価格 |
Xperia Xシリーズの特徴
Xperia Xシリーズは、ソニーモバイルのビジョンを体現したスマートフォンの新シリーズです。
カメラ、バッテリーといった基本性能の進化だけでなく、スマートフォンにインテリジェンス(高い知能)を加え、ユーザーのより快適な生活をサポートします。
シリーズ最上位機種の『Xperia X Performance』、フラッグシップモデル『Xperia X』、および中級価格帯機種『Xperia XA』の3機種を展開予定で、今夏以降、各市場で導入します。(日本では、Xperia X Performanceのみ発売予定)
Xperia Xシリーズはミドルクラスのシェアを取りに来た機種?
日本でのみ発売予定のXperia X Performanceは、今後登場予定の最新CPU、Snapdragon 820を搭載。
Xperiaシリーズの売りであるカメラ性能はアップしているようですが、X、XAと同じ5インチディスプレイを採用。
性能的にはPerformanceはハイスペック機ですが、正直Z5とそれほど差は無い。
X、XAは普通のミドルスペック機と変わらない性能。
今の段階でも飛び抜けてハイスペックというわけではないので、2016年夏の発売時には普通の機種扱いでしょう。
Xperiaのシェアもがた落ちだし、低価格帯も中国勢が強すぎるのでミドルクラスに活路を見出す戦略かな。
Xperia Z5 Premiumの4Kディスプレイも早くも終了?
最初からミドルクラスのシェアを取りに来ていると思われる、Xperia X、XAの方が価格次第では面白い機種になりそう。
Mediatek Helio P10は2016年注目のCPU
Mediatek Helio P10は、ミドルレンジの8コアCPUです。
2016年中に搭載機種が100機種以上発売予定とされているミドルレンジでの注目のCPUです。
Xperia X、Perfotmanceの特徴
- 丸みを帯びたフレーム、カーブしたガラス製ディスプレイを採用し手になじむフォルムを追求
- Snapdragon 820搭載
- LTEカテゴリー9(下り最大450Mbps)に対応
- Predictive Hybrid Autofocus(先読みオートフォーカス)機能を搭載
- 被写体の動きを予測することで、正確に被写体を捉え、ブレのない美しい映像の撮影を可能に
- 最大2日間の長時間バッテリー性能を実現
- Qnovo社のバッテリー制御技術によりバッテリー寿命が約2倍に
XPeria XはCPUがSnapdragon 650。
LTEカテゴリー6に対応、カメラなどはPerformanceと同等。
やや薄い程度で外見はほとんどPerformanceと同じです。
日本ではPerformanceのみ投入予定?と言われていますが、ライバル機が強すぎてあまり売れそうな感じはしないですね。
Xperia XAの特徴
XAは、X、Performanceとは別系統のミドルスペック機。
CPUはMediatek Helio P10を採用。
ディスプレイは薄ベゼルで縁はほとんど無いと言って良い位。
カメラは1300万画素、ハイブリッドAFに対応。
完全にミドルクラスを攻めているXAの方が売れるんじゃないかなという気がします。
日本市場では発売されないみたいですが。
Xperia X、Performance公式動画
Xperia X公式動画
Xperia Performance公式動画
Xperiaブランドの周辺機器も登場
Xperia Ear
Xperia Earは音声コマンドで各種情報を引き出したり、スマートフォンをコントロール出来る。
ヘッドセット型のデバイスで、耳に着けた際に近接センサーにより利用可能になる。
音声だけでXperiaが操作出来るのがポイントのようです。
Xperia Eye
Xperia Eyeは首にぶら下げられる360度カメラ。
Xperia Projector
Xperia Projectorは、超単焦点レンズを採用し、家庭内コミュニケーションを用途に想定したプロジェクター。
近距離で使えるプロジェクターは良いですね。
Xperia Agent
Xperia Agentは家庭用の自律型エージェント。
情報・通信支援や家電のコントロールも可能のようです。
Xperia Xシリーズまとめ
XPeria Performanceの発売は夏モデルという事なので6月位?
日本市場ではこの最上位機種のみ投入されるとの事ですが、どうせまた異常に高いだろうし、実質0円終了でキャリアの機種も売れなくなるだろうしで暗い未来しか見えない。
むしろ、XAのSIMフリー版を安く出したら売れそうな気がする。
それじゃソニーはやっていけないだろうけど。