TSUTAUAの格安SIM「トーンモバイル」がSIMのみの契約形態である
「TONE SIM for iPhone」のサービスを開始しました。
「TONE SIM for iPhone」は簡単に言うとTONEのSIMだけ契約してiPhoneに挿して利用出来るというもの。
iPhoneは何でも良いわけではなく、iPhone 5s/5c以降のSIMフリー版、ドコモ版、au、ソフトバンク版の場合はSIMロックを解除した6s以降となっている。
これまでTONEは専用のAndroid端末m15、m17とセット販売しか行っていなかったのでSIMのみの契約がやっと開始。
目次クリックで項目へ移動します
TONE SIM for iPhoneってどうなの?
挿すだけ簡単!TONE SIM (for iPhone)の使い方
公式サイト:TONEモバイル
TONE SIM for iPhoneはiPhoneに挿して使えるTONEのSIMです。
これまでTONEはtone m15、m17というAndroidの専用機種との同時購入でSIMを契約するしか無かった。
今回、SIMのみの契約形態として「TONE SIM for iPhone」のサービスが始まったという事です。
TONE SIM for iPhoneの月額料金&事務手数料
月額基本料金:1,500円
契約事務手数料:3,000円
初月は4,500円(税別)、以降は毎月1,500円(税別)で利用可能。
既にAndroid版のTONEモバイルを利用している人もプラン変更が可能
TONE m15、m17のSIMをiPhoneに挿してTONE SIMアプリを導入するだけでiPhoneで利用出来るとの事。
iPhone用のプランに変更する必要がある(手数料2,000円(税別))
※2018年10月末まで利用料金が月額500円引きになるキャンペーン中
TONE SIM for iPhoneのオプションサービスについて(税別)
TONE電話かけ放題オプション:500円
専用アプリ「TONE電話」からの10分以内の国内通話がかけ放題になる。
※TONE電話はIP電話というインターネット回線を使った電話なので、通常電話回線より音声の遅延が発生する場合がある。
また110、119等の緊急通報や3桁番号サービス、フリーダイヤル、ナビダイヤル等への通話も出来ないので注意。
TONE留守番電話オプション:180円
IP電話アプリで留守番電話が利用出来る。
※TONE電話かけ放題オプションとセットで申し込むと月額100円になる。
SMSオプション:100円
LINEなどのSNSや銀行系アプリ、ポイント系サイトなどでSMSの本人確認が行えるようになる。
本人確認が必要な場合は契約した方が良いオプション。
090音声オプション(SMS付き):950円
090、080、070番号の通話が利用可能になるオプション。
※IP電話ではなく通常電話回線で通話がしたい人向け。MNPで他社へ番号そのままで乗り換える事も出来る。
090電話かけ放題オプション:750円
090、080、070から発信する5分以内の国内通話がかけ放題になるオプション。
※通常電話回線の国内5分かけ放題が必要な場合は090音声オプション+090電話かけ放題オプションを契約するという事
留守番電話サービス:350円
090、080、070番号で留守番電話が利用出来る。
キャッチホンサービス:250円
090、080、070番号でキャッチホンが利用出来る。
Wi-Fiオプション:362円
全国約69,000箇所でWi-Fi接続が利用出来る。
TONE SIM mail有料オプション:80円
TONE SIM用のメールアドレスを利用できる。
TONE SIM for iPhoneの利点は?どういう人に向いている?
TONE SIM for iPhoneは余っているiPhoneを再利用して子供に持たせたい人向け
TONEは「居場所確認」「アプリ利用制限」「インターネットサイトフィルタリング」等の子供向け機能が充実しています。
iPhoneでこういった機能が使えるSIMはあまり無いので良い選択肢になるでしょう。
子供の利用しているスマホはiPhoneが多い
iPhone利用率は高1で62.4%というデータが出ている。
大人は関係ないけど、高校生くらいの世代だとiPhoneかどうかで差別があったりもするので、これからも中高生のiPhoneの利用率は上がって行く可能性が高い。
MMD研究所:
マートフォン利用率、中1が71.7%、高1が94.4%、OSの割合は、中1がAndroid 61.6%、iOS 38.4%、高1はAndroid 37.6%、iOS 62.4%
親が使っていたiPhoneを再利用したい時に便利なSIMと言えるでしょう。
TONE以外のSIMも使えるけど見守り機能が使える所はあまり無い。
TONE SIM for iPhoneが利用出来るiPhoneは?
iPhone 5s、5c(iOS10.2)以降のSIMフリー版、ドコモ版に対応。
au版、ソフトバンク版はSIMロック解除が必要&iPhone 6s以降であること。
※iPhoneなら何でも良いというわけではないので注意
iPhone 5s、5c
iOS10.2以降のインストールが必須。
iPhone 5s、5cはSIMフリー版、ドコモ版のみ対応になっている。
iPHone 5s、5cの時代は国内キャリアはSIMロック解除に対応していなかったので、au、ソフトバンク版は利用不可能と思った方が良いです。
これから中古を入手してもSIMロック解除は出来ないので買うならドコモ版一択。
iPhone 6シリーズ
SIMフリー版、ドコモ版が利用可能。
au、ソフトバンク版はSIMロック解除出来ないので実質利用不可。
iPhone 6s以降(SE、7、8、X)
SIMフリー版、ドコモ版が利用可能。
au、ソフトバンク版も現在契約中ならSIMロック解除可能。
中古品の場合はSIMロック解除出来ないので買うならドコモ版一択。
⇒iPhoneX/8/7/SE/6s/PlusのSIMロック解除方法・注意点【ドコモ・au・ソフトバンク】
イオシスの中古iPhone販売と提携してるけど注意点がある
中古のiPhoneはSIMロック解除出来ないので注意!
買うならSIMフリー版、ドコモ版のどちらかを選びましょう。
価格的にはドコモ版の方が安い。
2~3年使いたいならiPhone SE、6sあたりがオススメ。
価格重視ならiPhone 6が良いでしょう。
中古スマホの購入はムスビーもオススメ
⇒ムスビーの評判は?白ロム・iPhone6を安く買う時の3つ注意点とは【iPhone6が安い!】
TONE m17とのセット購入が良い人はこちら
TONE m17はarrows M04と同じ機種。
あまり高性能ではないが機種の完成度自体は高いので特に問題なし。
⇒トーンモバイルTONE m17登場!評判・口コミ・機種変更等まとめ【TSUTAYAのスマホ】
TONE SIM for iPhone用の見守り機能とは?
親がTONEモバイルを利用中の場合は無料で利用可能。
他社を利用中の場合は月額200円で利用可能になっている。
TONE SIM for iPhone用の見守り機能の詳細
居場所確認
家族の現在地を確認出来る
現在や過去の居場所を確認
指定した場所に出入りすると通知が届くジオディフェンス機能
アプリ利用制限
アプリのインストールや管理が出来る
レーティングによるアプリ利用制限
アプリ利用時間制限設定(今後サービス予定)
インターネット関連
フィルタリングや利用状況が把握出来る
危険性が高いWEBサイトへのアクセスを防ぐフィルタリング機能
WEBサイト閲覧状況の確認(別途あんしんインターネットへの申込みが必要)
iPhone用の見守り機能はAndroid用と比較すると出来る事が少ない。
TONE SIMアプリを削除しても利用制限は解除出来ないので子供が悪用しにくい様になっているのでそこそこ使えそうな感じ。
TONE SIM for iPhoneの注意点
TONEはドコモの3G回線を利用した格安SIM
TONE SIMが基本料金で利用出来るのは3G回線のみという特殊な仕様。
通信速度は500~600Kbpsなので速度的には十分で使用量制限は無し。
しかし、動画再生(YouTube等)、アプリのダウンロード(Google Play等)など帯域を継続的かつ大量に占有するデータ通信は速度や通信量が制限される。
Youtube等を快適に見る事が出来るかは微妙なので注意が必要。
(画質を落とせば見る事は出来るらしい)
アプリのダウンロードにも速度制限の影響で時間が掛かるので、中高生には厳しい仕様かもしれない。
速度制限を解除するにはLTE高速通信チケットを購入する必要がある。(1GB 300円(税別))
TONE SIM for iPhoneの最低利用期間は無し
TONE SIM(for iPhone)は最低利用期間を設けておりません。
お客様がMNPの適用を受けて他事業者へ転出手続きをした場合、所定のMNP転出手数料 をお支払いいただきます。
(同オプション契約後6ヶ月を経過する前の場合: 9,800円+税、 同オプション契約後7ヶ月経過後の場合: 3,000円+税) ※TONE SIMは最低利用期間を設けておりませんが、 音声オプションでMNP転出をされる場合手数料が発生しますのでご注意ください。)
※通話オプションを契約している人がMNP転出を行う場合は手数料が発生する
データ通信専用として使っている場合は解約金は掛からない
TONE SIM for iPhoneの口コミ・評判
情報が入り次第更新します。
TONE SIM for iPhoneのSIMをAndroid端末に挿しても使える?
恐らく使えると予想
TONEのSIMはiPhone用もAndroid用も同一のものだと思うので恐らくAndroid端末でも使えるのではないかと思います。
(TONEが販売しているTONE m17は富士通arrows M04と同じ機種)
TONEアプリのAndroid版をインストールして初期設定を行えば使えるはず。
ただし、Android端末はドコモ版かSIMフリー機のみ対応。
au、ソフトバンクの機種は例えSIMロックを解除していてもドコモの3G回線のバンドに対応していない場合は利用出来ないでしょう。
SIMフリー機の場合も最近の機種は3Gに対応していない事も多いので注意。
TONE SIM for iPhoneってどうなの?初期費用、評判・口コミ・注意点等まとめ【TSUTAYAのスマホ】まとめ
TONEは月額1000円のみという分かりやすい料金体系、Tポイントが貯まるという利便性を備えた面白い格安SIMサービスです。
子供やシニア向けの機能が充実しており、サポート体制も良いのでスマホ初心者、格安SIMに慣れていない人にオススメ出来る。
3G通信がメインでLTEはオプションという他社とは異なるサービス形態、そしてオリジナル機種のみのセット販売となっているのが特徴。
今回、iPhone用のSIMのサービスを開始したので以前より使いやすくなった。
手持ちのiPhoneを再利用する事が出来、子供に持たせる為の初期費用を安くする事が出来る。
3Gの通信速度が500~600kbpsと比較的速く使い放題なのは良いが、Youtube、googleplay、appstore等の利用時に速度制限があるのが難点。
Wi-Fi環境以外で動画を良く見る人にはオススメしにくい仕様になっている。
しかし月額費用が安く使い放題で速度が安定しているのでオススメ度は高い。
オススメ度:★★★★☆
お申し込みはこちらから⇒TONE公式サイト