auのSIMロック解除条件が2017年12月1日より変更されます。
これまでauの機種は中古でもSIMロック解除可能でした。
そのおかげで、中古市場ではau端末はドコモ版より安くSIMロック解除可能という事もあり、その事を知っている人には人気があった。
例えば、au版のiPhone 6s以降を買えばSIMフリー化出来たので、SIMフリー版を買うより安くSIMフリーiPhoneを手に入れる事が出来た。
2017年12月1日以降は「契約者本人がauに購入履歴のある端末のみSIMロック解除可能」という条件に変更されます。
これでドコモ、ソフトバンクとほぼ同じ条件になります。
目次クリックで項目へ移動します
auのSIMロック解除条件はどう変わる?詳しく解説
au「SIMロック解除の受付条件を一部変更」12/1~
https://www.au.com/information/notice_mobile/service/20170630-01/
変更点は二つ。
・契約者本人の購入履歴がある場合のみSIMロック解除可能
・回線を解約済みの場合解約日から100日以内の場合SIMロック解除可能
auのSIMロック解除対応機種は?
2015年4月23日以降発売の機種。
iPhoneの場合はiPhone 6s以降の機種がSIMロック解除対応機種。
分割で購入した場合
機種購入日から101日目以降より手続きが可能。
※対象回線におけるSIMロック解除実績があり、かつ前回のSIMロック解除受付日から101日目以降である場合は、機種購入日から100日以内の場合でもSIMロック解除の手続きが可能。(2017年12月1日適用開始。)
分割の場合は基本的に機種購入日から101日目以降にSIMロック解除可能になる。
2017年12月1日以降はSIMロック解除実績があれば100日以内でも可能。
一括で購入した場合
一括払いの支払確認後より手続きが可能。
※2017年8月1日から2017年11月30日までの期間は、機種購入日から101日目以降より手続きが可能。
一括の場合は支払い確認後にSIMロック解除可能になる。
しかし、2017年8月1日~11月30日までに購入した場合は購入日から101日目以降より手続き可能と変則的になっている。
iPhone 8、Xを発売日付近に買った人はSIMロック解除になるのを待つ事になる。
2017年12月1日以降はauの中古端末のSIMロックは解除不可になる
SIMロック解除手続きは契約者本人しか申し込み出来なくなるので、中古、白ロムのSIMロック解除は不可能になります。
また、契約者本人であってもau回線を解約している場合、解約日から100日以内にしか解除出来ない。
今後は中古のau端末の価値が下がるでしょう。
これでドコモ、ソフトバンクとほぼ同じ条件になる。
これまではauのみ中古、白ロムのSIMロック解除が出来たので便利だったけど、これもまた総務省のガイドラインという無駄な嫌がらせの影響。
キャリアはただでさえ2年縛り契約を強要してるのに、端末までSIMロックで縛るのは無駄すぎる。
総務省も余計な事しかしないし。
auの機種がSIMロック解除出来ない場合はどうなる?
au回線ならそのまま利用可能
au回線の場合、SIMロックを解除しなくてもそのまま利用可能です。
ただし、auのSIMにはau VoLTE対応SIMしか使えない端末がある(iPhone 8以降)ので注意。
ドコモ、ソフトバンク回線を利用する場合
au以外のSIMを利用するにはSIMロック解除が必要です。
機種によってはauのバンドに対応していない場合があるので必ず使えるというわけではないので注意。
格安SIMを利用する場合
ドコモ回線の格安SIMの場合はドコモと同様にSIMロック解除が必要。
au回線の格安SIMの場合はau VoLTE対応機種の場合はSIMロック解除が必要。(iPhone 8以降等)