サムスンの最新機種「Galaxy S8」「Galaxy S8+」が発表されました。
Galaxy S8は5.8インチ、Galaxy S8+は6.2インチの有機EL液晶。
今回はディスプレイの縁が無いデュアルエッジスクリーン仕様のみとなっています。
どちらもCPUはSnapdragon 835、Exynosのどちらかを国によって変えるタイプ。
日本ではSnapdragon版になるでしょう。
海外版は4/21発売。
Galaxy Note 7のバッテリー爆発問題で発表が遅れていたS8シリーズはどの位進化したのか?
Galaxy S7シリーズと比較してみたいと思います。
目次クリックで項目へ移動します
Galaxy S8、S8+の日本版はドコモ、auから発売!
⇒ドコモ2017夏モデルを買うならどれ?Xperia XZs、XZ Premium、Galaxy S8、AQUOS R、arrows Be、Galaxy Feel等を解説!
⇒au2017夏モデルどれが良い?Xperia XZs SOV35、Galaxy S8 SCV36、Galaxy S8+ SCV35を解説!
発火問題があった「Galaxy Note 7」の再販が決定
全世界でリコールとなっていたGalaxy Note 7の再販が決定しました。
Galaxy Note 7はバッテリーの問題で発火するという事故が世界中で多発。
回収が行われていましたが、回収した機体のバッテリーを交換し再販されるようです。
Galaxy Note 7は日本では元々販売されていないので、買うとしても海外版を買うしかないと思います。
発火問題が無ければ良い機種だったんだけどなあ。
Galaxy Noteシリーズは人気機種なので価格次第ではS8よりもオススメになるかもしれない。
Galaxy S8、S8+の性能は?S7 edgeと比較
Galaxy S8・S8+、Galaxy S7 edgeの性能比較
機種名 | Galaxy S8/S8+ | Galaxy S7 edge |
---|---|---|
OS | Android 7.1.1 | Android 6.0
7.0アップデート可 |
CPU | Snapdragon 835(米国版)
Exynos 8895(国際版) |
Snapdragon 820(日本版) |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB(S8)
128GB(S8+) |
32GB |
ディスプレイ | 5.8インチ 1440×2960(有機EL)
6.2インチ 1440×2960(有機EL)S8+ ゴリラガラス5 |
5.5インチ 1440×2560(有機EL) |
カメラ | 1200万画素
光学手ブレ補正 F1.7 |
1200万画素 |
インカメラ | 800万画素
F1.7 |
500万画素 |
バッテリー | 3000mAh 取り外し不可
3500mAh 取り外し不可(S8+) Quick Charge 3.0対応 |
3600mAh 取り外し不可 |
サイズ | 148.9 x 68.1 x 8.0mm 155g
159.5 x 73.4 x 8.1mm 173g |
151 x 73 x 7.7mm 157g |
色 | ミッドナイトブラック
オーキッドグレイ コーラルブルー |
ブラックオニキス
ホワイトパール ピンクゴールド ブルーコーラル |
その他 | USB Type-C
microSDXC(256GB) 防水・防塵、指紋認証、虹彩認証 nano SIM+micro SIM? WPC(Qi)、Airfuelの非接触充電対応 AKG高音質イヤホン同梱 DSDS非対応? |
microSDXC(200GB)
防水・防塵、指紋認証 nano SIM+micro SIM |
価格 | 不明 | 一括価格93,960円(税込) |
Galaxy S8/S8+公式サイト
http://www.samsung.com/jp/product/galaxy-s8/
Galaxyシリーズ最高峰のS8/S8+発表!
今回のGalaxy S8シリーズで最も変わった所は、サムスンが「Infinity Display」と呼んでいる、縦横比18.5:9のSuper 有機ディスプレイ(AMOLED)を搭載している事。
この解像度はあまり見ないもので、Galaxy S7シリーズまでの1440×2560から1440×2990と、縦長の解像度になった。
S7 edgeと比較して縦幅が2mm長くなり、横幅は5mm短くなった。
CPUは現時点最高峰のSnapdragon 835、Exynos 8895のどちらかを搭載。
10nmプロセスとなったSnapdragon 835はGalaxy S7と比較して26%の高速化と20%の消費電力の削減を実現。
驚異的な狭額縁ディスプレイ
Galaxy S8シリーズは、逆に使いにくいんじゃないのか?という位の狭額縁ディスプレイになっている。
左右はエッジスクリーンになっているので、ショートカット等を設定する事が可能。
これまで画面下部にあった物理キーはナビゲーションキーとしてディスプレイと一体化。
必要な時に画面下部をタッチする事で機能する。
ほぼベゼルレスと言って良い位になったディスプレイ。
使ってみないと分からないけど、ベゼルレスで縦長だと逆に使いにくい事はないんだろうか。
そしてエッジスクリーンもどうなんだろう?
誤タッチが多くなるイメージ。
スマホはもう片手で使う物ではなくなってきた感がある。
背面カメラの出っ張りも解消
S7シリーズよりも0.3mm程厚くなっているのはこの対策の影響かもしれない。
専用クレイドル接続でPCのような操作が可能
Galaxy S8、S8+は、専用クレイドルと接続してHDMI接続のディスプレイ、マウス、キーボードをつないでPCのように使える「Samsung DeX」という機能にも対応。
DeX対応のAndroidアプリをPCのようにマルチウィンドウ表示で利用出来る。
Windows 10 mobileのような機能がAndroidでも実現可能に。
Galaxy S8/S8+の差はディスプレイサイズ、バッテリー、ストレージ容量
S8+はGalaxy Note的な立ち位置かと思いきや、ディスプレイサイズ、バッテリー、ストレージ容量の差しかないようです。
おそらく日本版はどちらかしか販売されないでしょう。
ドコモ版はS8+のみになりそうとか見たけどどうなるんだろう。
Galaxy S8/S8+はおそらくDSDS非対応?
最近のハイエンド機はDSDS対応がトレンドになっていたので、Galaxy S8シリーズはおそらく非対応というのは残念。
そして価格もかなり高くなりそうなので、コスパの面でも厳しい気がする。
iPhone8もかなり革新的な製品になりそうなので、従来のGalaxyの進化版でしかない機種で戦えるのかというと疑問が残る。
Galaxy S8シリーズの日本版はいつ発売?
海外版は2017年4月21日発売となっています。
日本版は不明ですが、おそらくドコモ、au、ソフトバンクの2017春モデルとして販売される可能性が高い。
販売開始は5~6月位と予想。
Galaxy S8、S8+の両方が取り扱われるとは思えないので、どちらかのみの扱いになるでしょう。
価格は10万円を超えそうだが、ローン審査の関係でぎりぎり10万以内になるかも。
Galaxy S8、S8+レビュー動画
Galaxy S8/S8+海外版(グローバル版)を買うには?
海外版を買うというのもアリ
expansysという海外通販サイトが有名で購入者も多く安心です。
支払いはクレジットカード、paypal、銀行振り込み、代引きが選べるので安心。
paypalなら請求拒否も可能なので安心出来ます。
配送はクロネコヤマト、Fedexが選べます。
海外版Galaxy S8/S8+の注意点
注意点としては、Galaxy S7シリーズと同様に、CPUが国内版と違ってSamsung Exynosになっている可能性があるという所です。
Exynosシリーズは以前から使われているCPUなので互換性の問題は無いと思いますが、Snapdragon版が欲しい人は注意。
海外版の通信バンドは?(Galaxy S7シリーズの場合)
対応バンド
LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28(S7のみ)/38~41
3G/HSPA:850/900/1700/1900/2100 MHz
2G:850/900/1800/1900 MHz
おそらくGalaxy S8シリーズもS7シリーズと同等かこれ以上の対応バンドになるでしょう。
日本でも問題無い対応バンドになっています。
SIMフリー版(海外版)、国内版のSIMロック解除後なら、ドコモ、au、ソフトバンク、格安SIM全てで利用可能になるでしょう。
Galaxy S8、S8+発表!極薄ベゼル・物理キー廃止・Snapdragon 835/4GB/64GB【サムスン】S7と比較 まとめ
性能的には世界最高レベルだが日本市場で売れるのか?
Galaxyは日本市場ではあまり人気がありません。
性能、デザイン共にハイレベルなものの、iPhoneと価格的にぶつかるという事と、日本での圧倒的なiPhone人気の影響だと思います。
ベゼルレス・無線充電・虹彩認証は良いがDSDS非対応?なのが気になる
日本ではキャリア版しか販売されないからだと思いますが、おそらくDSDS非対応。
海外版は不明ですが、DSDS非対応だと他のハイエンドSIMフリー機と比較して劣ってしまうので残念。
ベゼルレスデザイン、無線充電、虹彩認証についてはライバルとなる機種が日本では存在しないので独自のポイントになるでしょう。
エッジスクリーンもGalaxyのみの特徴。