auは「auにのりかえ割」が当初の5/31までではなく、
3/31をもって終了すると発表しました。
auにのりかえ割は3/31発売のiPhone SEに適用可能なのか?
調べてみました。
目次クリックで項目へ移動します
auにのりかえ割が3/31で終了!
auにのりかえ割は2年間基本料金が割引されるキャンペーン
auにのりかえ割は、他社からのMNP(番号そのまま乗り換え)時に基本料金を最大2年間1,000円引きするという割引サービスです。
当初はこのキャンペーンを5/31まで受付ける事になっていましたが、
受付期間が短縮され、3/31で新規受付を終了すると発表しています。
auにのりかえ割が3/31で終了するワケ
総務省は2016年2月に公開した
「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン(案)」
に対してドコモ、au、ソフトバンク、MVNO(格安SIM各社)、個人から意見募集を行っていました。
総務省:「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン(案)」等に関する意見募集の結果
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban03_03000264.html
この中で、ドコモから名指しで「auにのりかえ割」は過剰な端末補助になるんじゃないの?とチクられたのが原因だと思われます。
詳しくは下で解説。
報告書はグダグダ書いてあって非常に分かりにくい!
バカなのかこいつら。
こんなのが日本を実質支配してるんだからホント困るよ。
そこでもっとバカな私が超簡単に解説します(笑)
iPhone SEに「auにのりかえ割」は適用出来るのか?
auにのりかえ割は3/31で終了します。
iPhone SEの発売日は3/31と同じ日。
はたしてauにのりかえ割は適用可能なのか?
3/28にauサポートセンターに問い合わせてみた
au曰く、
3月中にiPhone SEを予約しておけば契約が4月になっても「auにのりかえ割」は適用可能との事でした。
これで多少は安心ですね。
auのiPhone SEが欲しい方は3月中に予約しましょう。
その後、実際に私もau版SEを予約してきました
iPhone SEを3月中に予約するとauにのりかえ割は4末契約まで有効になるようです。
4末までにiPhone SEの在庫が回って来なかったら無効ですが、SEはそこまで売れないでしょう。
ちなみに私はキャリア回線を2,000円位で維持したいだけなので、SEはすぐに売ります(笑)
iPhone7が発売されたら今使っている6sのSIMフリー版を売ってSIMフリー版7を買うつもり。
まだぎりぎり間に合うキャッシュバックアリ案件
⇒iPhone SEソフトバンク版をキャッシュバック付で損せず購入する方法【MNP・乗り換え】
ドコモが総務省にチクリ開始!au、ソフトバンクは一気にピンチに
まずこのガイドラインの基本事項を書いておくと
「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」です。
端末購入補助とは、MNP時のキャッシュバック等の事です。
このキャッシュバックが適用された場合とされない場合でユーザー間の不公平を助長しているからなんとかするよと言う内容。
実際は、不公平是正どころか、全員仲良く高額な利用料金を払うようになってしまっただけですが!
ガイドラインが適用される4/1からはスマホの維持費が急激に上がりそうです。
問題のチクリ箇所その1【ドコモ⇒au】
問題はこの部分。
■ ●●殿は MNP 用割引クーポンを●●契約者向けに配布しております。
本クー ポンについても端末購入補助に含まれるものと理解しています。
一部の利用者 向けに提供されるクーポン等についても端末購入補助に含まれる旨、ガイドラ インに明記いただくことを要望します。
【NTTドコモ】
■ クーポン等を利用することにより、スマートフォンの購入を条件として通信料金の割引 や端末購入代金の割引等が提供される場合は、本ガイドラインに規定する「スマートフォンの購入を条件として事業者が利用者に対して提供する携帯電話の電気通信役務の料金又はスマートフォンの購入代金の割引」に該当することから、端末購入補助に含まれるも のである。
【総務省】
この割引クーポンとは、auが過去のユーザー?に郵送で配っているものです。
以前auユーザーだった私の所にも来ていますが、確か機種代金から2万円引きだったと思います。
ドコモ「auのクーポンは端末購入補助に含まれるんじゃない?」
総務省「そう言われればそうだね!端末補助に含まれるし規制しちゃうよ!」
これでクーポン施策が終了となる。
問題のチクリ箇所その2【ドコモ⇒au、ソフトバンク】
KDDI 殿が行っている「au にのりかえ割」やソフトバンク殿が行っている「の りかえ割」については、スマートフォンの購入が割引条件から除外されました が、MNPによる契約を条件とした“実質的に端末購入補助の役割を果たす” 割引となっており、結果として他の割引との併用によりスマートフォンの価格を上回る行き過ぎた割引となっています。(2016 年3月3日現在)
このような事例は、本ガイドラインの趣旨に反することから、スマートフォ ンの購入が割引の条件となっていない場合であっても、スマートフォンの購入時に適用される割引であれば、当該割引額を端末購入補助とすべきと考えま す。
従って、端末購入補助の定義として、「スマートフォンの購入が条件となっていない割引であっても、その割引がMNPによる契約や携帯電話会社の変更に伴うMNPを利用しない新規契約(いわゆる解約新規)を条件として適用さ れ、同時にスマートフォンを購入する場合は、当該割引額を端末購入補助とす る」旨をガイドラインに記載いただくことを要望します。
【NTTドコモ】
MNPの場合にはほぼ端末購入を伴うのが 現状であることから、MNPを条件とする割 引等が過大となると、利用者間の不公平是正 のために端末を購入する利用者に合理的な額 の負担を求めるというガイドラインの目的が 達成されないおそれがある。
このため、端末購入を条件としていなくても、MNPを条件 とする割引等(端末購入を伴わないSIMの み契約への割引等は除く。)については端末購 入補助とみなすよう本ガイドラインを修正する。
また、いわゆる「解約新規」のように実質的にMNPと同等の内容を条件として割引等 が行われる場合には、本ガイドラインの運用 において、MNPを条件とする割引等と同様 に取り扱うこととする。
【総務省】
グダグダ長い!
ドコモ「auの”auにのりかえ割”、ソフトバンクの”のりかえ割”は、MNP時に適用されるけど、実質的に端末購入補助になってると思うけどどうなの?」
総務省「そうだねー、MNP時の割引が過剰になると利用者間の不公平是正にならないので規制しちゃうね!」
これで「auに乗り換え割」が終了となる。
ソフトバンクがどういう対応をするかはまだ分かりません。
問題のチクリ箇所その3【ドコモ⇒ソフトバンク(Y!mobile)】
ソフトバンク殿が運営する「Y!mobile」について、直営オンラインストアに おいてもスマートフォンの価格を大幅に上回る割引が行われている等、行き過 ぎた割引に関し改善の兆候が見られません。
ソフトバンク殿が運営する 「Y!mobile」についても本ガイドラインの対象となると旨を確認させていただ きたい。
【NTTドコモ】
■ 本ガイドラインの適用対象となる事業者 は、本ガイドライン案において、電気通信回 線設備を設置して携帯電話の電気通信役務を 提供する電気通信事業者としており、現時点 において、NTTドコモ、KDDI、沖縄セ ルラー及びソフトバンクが該当する。
ソフトバンクが提供する「Y!mobile」も本ガイドラ インの対象となる。
【総務省】
ドコモ「ソフバンはY!mobileで実質0円を超える割引をしてるけど、これダメじゃね?」
総務省「ソフトバンクの子会社であるY!mobileも同じ通信事業者なのでガイドラインを守れよ!」
これは既にワイモバイルのiPhone5sが実質0円を超えないように価格が訂正されています。
⇒iPhone5sがワイモバイルで2,980円は損?【Y!mobile】SIMロック解除不可ってなんだそれ
問題のチクリ箇所その4【ドコモ⇒au、ソフトバンク】
端末の引き取りを条件としたスマートフォン購入代金の割引については、端
末を引き取る対価として端末価値相当額を割引くのであれば、当該割引額につ
いて端末購入補助に含まないとすることは適当であると考えます。しかしながら、KDDI 殿やソフトバンク殿は他社の Android スマートフォンの
引き取りについて、MNP による契約を条件に、端末の種類や世代に関わらず、一律 21,600 円でのスマートフォン購入代金の割引を実施しています。一方で、自社の Android スマートフォンの引き取りについては、KDDI 殿は一律 3,000 円とし、ソフトバンク殿は一部機種に限り 2,400 円としています。(2016 年3月3日現在)【ドコモ】
端末の引取りを条件とした割引等につい て、引取りに係る端末の中古市場における一 般的な買取価格を著しく超える場合は、実質 的な端末購入補助に当たると考えられること から、当該一般的な買取価格を超える部分は 端末購入補助となる旨を本ガイドラインに追 記する。
【総務省】
ドコモ「au、ソフトバンクは他社のAndroidスマホの買取額が21,600円。一方で、自社のAndroidスマホの買取額は2,400円~3,000円になっている。
これは端末価値を上回ってるし、過剰な端末購入補助じゃないの?」
総務省「中古市場の一般的な買取額を著しく超える場合は端末購入補助だね!規制!規制!規制やでー」
これで「他社のスマホ買取額が安くなる?」
おそらく4/1から行われるはず。
au下取りプログラム(乗り換え)
http://www.au.kddi.com/mobile/trade-in/mnp-trade-in/
ソフトバンクのりかえ下取りプログラム
http://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/norikae-shitadori/
auにのりかえ割が急遽終了!ドコモが総務省にチクったのが原因!まとめ
このように、4/1から様々な割引が終了します!
ほとんどドコモと総務省のやり取りがメインですが、
ドコモと総務省の自作自演に近いのかな?と思わずにはいられない。
ドコモにとってはau、ソフトバンクの割引策を潰す事で、
他社への流出を防ぐ事が出来る。
もしユーザーが格安SIMへ移動したとしても、ほとんどの上位回線はドコモなのでドコモは全く損をしないという事。
損をしたのはユーザーだけ!
4/1からはスマホの維持費は毎月8,000円以上になるんじゃないですかね。
まだぎりぎり間に合うキャッシュバックアリ案件
⇒iPhone SEソフトバンク版をキャッシュバック付で損せず購入する方法【MNP・乗り換え】
今後は格安SIMが更に普及しそう
⇒格安SIMの選び方・比較2016オススメのSIMはこれだ!【MVNO】