au KDDIの田中孝司社長は産経新聞のインタビューで
携帯電話購入時の2年縛り契約終了後の自動更新を廃止する方針を明らかに!
やっと多少はましな状況になる?
目次クリックで項目へ移動します
auの2年縛り契約終了後の自動更新廃止の影響は?
産経ニュース
http://www.sankei.com/economy/news/160311/ecn1603110002-n1.html
au社長は問題だった2年縛り契約を改善すると発表
産経新聞の記事によると、
au(KDDI)の田中孝司社長は、携帯電話契約時の2年縛りの自動更新を廃止する方針であると発言したと報じました。
時期については「来年度の出来るだけ早い時期」との事なので、2016年4月以降の早い時期なのでもうすぐですね。
2年後の更新月のみ解約金が掛からないという面倒なシステムが無くなる前兆か
携帯各社は、契約解除時の解約金を設定しており、契約から25ヶ月目の「更新月」のみ解約金が掛からないというシステムになっています。
この1ヶ月間しかない「更新月」を過ぎると2年契約は自動更新されてしまい、それ以後の解約には解約金が掛かるというシステムになっていました。
ドコモは2年縛り契約後の無料解約期間を2ヶ月に延長すると発表済
ドコモは無料解約期間を2ヶ月に延長する事を発表。
しかし、auは更に進んだ策を出してきました。
ドコモ、ソフトバンクも追従するしかないのでは?
⇒ドコモ2年縛り契約後の無料解約期間を2ヶ月に延長!注意点は?
3年目以降の割引条件はどうなる?
2年縛り契約は基本使用料が半額になる等の恩恵がユーザーにもあります。
自動更新が廃止されると3年目に入った時に基本使用料が高くなってしまい、月額使用料が急に上がるという事になってしまいます。
田中社長は、3年目以降の割引条件については変更を検討中と発言しているので、他社に乗り換えをしたくなくなるような割引や特典を付けてくるのかもしれません。
アメリカの携帯会社は既に2年縛り契約を廃止している
米携帯大手最後となる2年契約プランをAT&Tが廃止へ、iPhoneへの波及は?
http://news.mynavi.jp/news/2016/01/06/332/
2年縛り契約の商習慣で先行していた米国では、最後のキャリアがこの販売方式を間もなく終了しようとしている。
報道によれば、米AT&Tは1月8日をもって2年契約縛りでの販売を終了し、端末代金の分割払い方式へと移行するという。
T-Mobile USA、Verizon Wireless、Sprint、AT&Tとアメリカの全ての携帯会社は2年契約縛りでの端末販売を終了しました。
現在は、月単位での分割販売又は端末一括購入方式への移行を行い、店頭での販売価格表示方法を変更。
契約時に分割払期間を選んで月額端末料金に上乗せして支払を行っていくという契約形態のようです。
24ヶ月の分割払いを行った場合の総額は一括購入より若干安くなるとの事。
日本もアメリカのような方式に移行して行くのだろうか?