SHARPのフラグシップモデル「AQUOS R」が発表されました。
2017年夏モデルとしてドコモ、au、ソフトバンクで販売予定となっています。
シャープのフラグシップモデルは「AQUOS R」に統一されるとの事。
これまではキャリアによって「AQUOS ZETA」「AQUOS SERIE」「AQUOS Xx3」と性能は同じなのに名前が違うというややこしい状態でした。
今回は全て「AQUOS R」で統一されるので分かりやすくなった。
性能的にはフラグシップモデルらしい最新・最高のスペック。
シャープがここまで振り切った性能で出して来るのは珍しい。
毎回どこか足りない感じだったのに。
鴻海(ホンハイ)に買収されてやっと変われたのかもしれない。
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AQUOS Rの性能は?
AQUOS Rのスペック
機種名 | AQUOS R |
---|---|
OS | Android 7.1 |
PU | Snapdragon 835 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB(UFS TYPE) |
ディスプレイ | 5.3インチ 1440×2560 WQHD
IGZO液晶 |
カメラ | 2,260万画素 F1.9 広角
ハイスピードAF、光学式手ブレ補正、電子式手ブレ補正(動画) |
インカメラ | 1,630万画素 広角 |
バッテリー | 3160mAh |
サイズ | 153x74x8.7mm 重量不明 |
色 | Mercury Black
Zirconia White |
その他 | 指紋認証搭載
USB Type-C(USB3.0) クイックチャージ3.0対応 microSDXC(256GB) ジャイロセンサー搭載 防水・防塵性能(IPX5・IPX8/IP6X) ワンセグ・フルセグ おサイフケータイ |
価格 | 不明 |
AQUOS Rは2017年最新・最高レベルのスペック
キャリア用の機種は最近は高性能な機種は少なくなっていましたが、久しぶりにシャープが気合の入った機種を出してきたなという感じ。
発売時期は2017年6月位?だと思うので、その頃には普通になってるかもしれないけど。
5.3インチWQHD、Snapdragon 835、メモリ4GB、ストレージ64GBはHuawei、ZTE、ASUS等のフラグシップモデルと比較しても遜色無い性能。
同じキャリア版のライバルである「Xperia XZ Premiun」「GALAXY S8」と比較してもほぼ互角と言える。
これに加えて日本製でしか今の所利用出来ないおサイフケータイも使えるので、やっとキャリア版としての優位性が出る性能になったと言えるでしょう。
指紋認証、防水・防塵にも対応し、ワンセグ・フルセグも搭載しているのでスペック的な弱点は一切無し。
ただし価格は高めになりそうなので売れるかは微妙?
予想ではぎりぎり10万以内って感じかな。
これまでのシャープならもっと低性能・低コストな機種を出してきていたはずなので、鴻海に買収されてグローバル向けを意識する事が出来るようになったのかもしれない。
AQOUS Rの「R」は4つの意味がある
(1)Reality(臨場感のある映像美)
消費電力性能に優れているIGZO液晶のWQHD(2560×1440ドット)版は初かな?
5.3インチ程度だとWQHDになっても実際はあまり差は感じないけど。
高画質4KHDRコンテンツの再生にも対応。
(2)Response(なめらかで俊敏なレスポンス)
最新CPU Snapdragon 835と1.5倍高速になった液晶の応答速度、4GBのメモリとUFS対応の64GBストレージにより快適に動作する。
これでもかという位の性能になっているので何をしても十分な性能になっているはず。
熱問題が無ければの話だけど。
(3)Robotics(人口知能)
バージョンアップで更に強化された人口知能「EMOPA」(エモパー)。
「ロボクル」というクレードルにセットすると、充電台が回転し、AQUOS Rの各種センサーやカメラで人を検知し通知を定期的に音声でお知らせしてくれる。
「ハロー、エモパー」と呼びかけてから質問をすると答えてくれる。
これがどう便利なのか謎だけど面白い機能ではある。
(4)Reliability(長期間使える信頼性)
防水・防塵対応でありながら放熱性能も強化。
本体の外郭付近に温度センサーを配置し内部の温度を監視出来るようになっている。
内部はアルミニウム合金を採用し熱を逃す設計にした事により、過去機種よりも約4度温度を下げられるようになった。
AQUOS RのSIMフリー版は出るのか?
全く未定の様です。
SIMフリー版を出すとしても、AQUOS Rと同じ性能では出さないでしょう。
ここまでの性能は必要ない層が多いし価格も高くなってしまうので、若干スペックダウンしてSIMフリーモデルを出して来る可能性は高いと予想。
夏に出そうな「arrows M04」のライバルになる機種を出すのは間違いないはず。
AQUOS Rコンセプトムービー
AQUOS Rまとめ!
AQUOS Rは1年間で100万台の販売目標としている
100万台という数字は2016年夏モデルと比較して40%多い数字との事。
かなり強気の数字だけど、国内販売だけで100万台売るのは不可能だと思う。
AQUOS Rはこれまでの機種と比較するとかなり攻めた性能になっていて良いと思うけど、SIMフリー機の販売台数が増えてきている現状だと、キャリアモデルだけでこれまでの40%アップの販売台数を達成するのは無理でしょう。
SIMフリーモデルの販売も必須となるはず。
そしておそらくグローバル展開も考えているのかな?
鴻海としてはAQUOSを世界で販売出来るブランドにしたいはずなので、今後の販売戦略に注目したいと思います。
AQUOS Rを買うならキャリア版の白ロム(中古)かな
2018年以降にキャリア版の白ロムを買うとコスパが高そう。
この性能なら2018年になってもトップクラスの性能なので問題無し。
au版を安く買ってSIMフリー化するとコスパが高いでしょう。